枯葉のマドリッド旅行記を続けます(写真はクリックで拡大)。
<11月6日(日)>
こんな素晴らしい秋晴れなのに美術館にこもってしまうのは勿体ないと知りつつ、まずは歩いてソフィア王妃美術館へ。今日しか行く機会がないし、幸いここも10時から3時までは無料。
← 向こう側の白い建物は美術館の斜め横にある音楽院、白い柱オブジェは美術館の玄関前なのですが、白い建物が多いマドリッド、青空とマッチして南国風。
現代美術の巨匠の作品がどっさりあるソフィア王妃美術館Mudeo Reina Sofia(→こちら
)の目玉はピカソのゲルニカですが、他にも見応えある名画がたくさんあり、結局全てじっくり4時間掛けて観て回りました。ここも想像したよりも大規模な美術館で、スペインの底力をまた認識。
サイズを知るためにオブジェの横に立ってるのは私
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次は美術館から歩いてすぐのレティロ公園へ行き、隅から隅まで横断。マロニエの枯葉が美しい秋の暖かい日差しの中、日曜日なので大きな池でボート遊びなどでのんびり楽しむ家族連れで賑わってました。
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初めて訪れたマドリッドで一番印象に残ったのは立派な建物がたくさんある優雅な街並みで、どこを見てもちゃんとメンテされてる装飾豊かな壮麗な建造物が目白押し。たくさん写真を撮ったので選ぶのが難しいです。
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今日は朝からソフィア王妃美術館のカフェでドーナツとコーヒーだけだからお腹が空いたわと思って街を歩いてたら、ベルエポック風のインテリアで有名というEl Espejoというカフェレストランがあり、普段はこういう所には恐れ多くて入れないんですが、中途半端な時間でガラガラだったので思い切って足を踏み入れて、イベリコハムとケーキを注文。
さすが有名店だけあって薄いハムの盛り合わせが€23もしたけどすごく美味しかったし、甘いもの好きのトーチャンなのであちこちでケーキは食べたけど、ここのがベスト。
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腹ごしらえが終わったら夕方で、昨日見逃した絵を観るために又プラド美術館へ。
どこから見てもでかいプラド美術館、今日も5時から8時まで無料なので長蛇の列でしたが、20分待ちで入れて、2時間半じっくり鑑賞。
数ある名作の中で私が気に入ったのは、細部まで見惚れたフラ・アンジェリコの受胎告知と、5百年前の作品なのに斬新でシュールなヒロエニムス・ボスの快楽の園(→こちら )。
売り物のひとつであるゴヤの裸のマヤもあったけど、ゴヤをたくさんこんなにはじめて見たら知名度の割には上手でないことがわかったような。
← 美術館の横にあるベラスケス像。たくさんある彼の作品は全て優れてて、スペインを代表する画家として実力充分。
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パエリャがまだだから食べなくちゃ。昨日のようにレストランを探して歩き回る元気はないので、もうどこでもいいから、と最初に見つけたタパス・バーへ。観光客相手のお店らしいけど美味しくて満足。イギリスと違って、外れることはないんでしょうね。
というわけで、今日は主に美術館巡りだったので写真が少ないですが、トーチャンが大好きな夜景写真を撮るために又夜のマドリッドを徘徊
美しく照明されてる普通の建物もたくさんあって、昼も夜も綺麗なマドリッドの旧市街。
← これはホテル近くの劇場ですが、劇場と言えば、明日の夜はテアトロ・レアルでオペラを観ます。
この日のトーチャン万歩計は22,972歩。美術館のダラダラ歩きは勘定されないようですが、公園をしっかり歩き回りましたもんね。