<26th Dec Sat>
今日からセールに繰り出す人が多いのですが、特に欲しいものもないので私たちは家でのんびり昨日見逃したTV番組をキャッチアップし、「ダウントンアビー」の最終回も観ました。最初から欠かさず観てきたので終わってしまうのは残念ですが、日本では半分くらいまで進んでいるようですね。途中で中だるみもしますが、最後は上手にまとまりますので、見捨てずに観続けて下さいね。
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イギリスではクリスマス・デーは、日本のお正月同様、家族で過ごす日です。
ムスメのボーイフレンド君の家族は結束が固いようで、一年おきに30人くらい集まって一週間くらいコテッジを借りて過ごすのですが、今年はオフなので、私たちが一緒に過ごす番。
昨日はイーリングにあるムスメのフラットで、上げ膳据え膳、シャンペンやワインを飲みながら一日中お喋りしてました。メンバーは、私ら夫婦の他にはオニーサン夫婦とボーイフレンド君のお母さん(お父さんとは離婚)。
料理担当のボーイフレンド君がずっとキッチンに籠もりっきりで七面鳥やらと格闘してる間、ムスメがホステス役でしたが、お喋りな好きなボーイフレンド君のお母さんとうちのオネーサンのおかげで充分間が持ちました。
職業柄、手作りが多いわけですが、クリスマス・クラッカーがムスメの担当
クラッカー自体も紙の王冠も中に入ってるプレゼントもムスメのお手製ですが、中には一つづつ羊毛フェルトのクリスマス飾りが入ってて、私はペンギン、トーチャンはサンタクロース。去年も全員に羊毛フェルト動物をプレゼントしたそうですが、今年はそれに比べればうんと数が少ないから楽ちんですって。本物のもみの木の飾りもシンプルに以前作った羊毛フェルトで。
あ、私が付けてる赤いビーズのネックレスもムスメからのプレゼントです。
テーブルの上の「ブライアン」ロボット(本物は人間サイズ)は、イギリスではTVコマーシャルで有名ですが、実はボーイフレンド君が作ったもので、テレビ撮影のリモートコントロールも彼が担当。
ビーツ・スープとパンだけの軽いランチの後、ディナーは大きなターキー。
外から見たら普通ですが、中のスタッフィングがちょっと変わってて、7、8種類の小さな鳥が粗く切り刻まれて入ってるんです。色んなサイズの鳥を数羽、骨抜きするのは大変だったでしょう。ターキーも骨抜きしてあって、最後にくるんでフランケンシュタインみたいに縫い合わせたそうですが、全てジューシーで美味しかったです。付け合せの野菜やローストポテトも完璧。
お料理はいつものように彼にお任せですが、デザートはムスメの担当で、チョコレート・ロッグ・ケーキがごろんと出てきました。彼のお母さんが作ったクリスマス・プディング(ラム酒を掛けて火つける爆弾みたいなもっちりケーキ)と2種類頂いたら、お腹一杯。
宗教色が全くないのがイギリス国教会風のクリスマスですが、若い二人の奮闘でこうして穏やかなファミリークリスマスが過ごせたことに感謝です
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