<12th Nov Sat>
ジャパン・レイル・パスが来年春から日本人は使えないことになったというニュースは海外在住日本人には大ショック 仕方ないという気もするけど、いっそ国籍変えちゃおうかなという思いに背中を押された感じ。65歳になると(あと1年半)、試験不要ということだし。
----------------------------------------------忙しい1週間がやっと終わり、ほっと一息。
1週間も経ってしまった着物お出掛けですが、11月5日は4人着物でロータリー・クラブのチャリティ・ディナーに参加させて頂きました。
イースト・インディア・クラブEast India Clus(→こちら)というジェントルマンズ・クラブはロンドンの紳士御用達地域であるセント・ジェームスにあり、ロータリー・クラブの中にメンバーの男性がいらしたおかげでここで開催できたのですが、そういう所にはなかなか入る機会はないですから貴重な体験で、イギリスの歴史の重さと奥深さが感じられます。
重厚で渋い素敵なお部屋がたくさんあり、他のグループもパーティしてたのですが、メンバーの方がいる所は写真禁止なので、ちょっと暗いけど誰もいない図書館でグループ写真を撮りましょう。
下手くそな私めが着付け係、自分が着るのは慣れてても、人さまに着付けるのは全く違う動作ですから、四苦八苦 コーリンベルト等の便利グッズも数が足りなくて、襟元ぴったりすっきりとはいきませんでしたが、海外ですから誰にもわからないのが気楽です
お二人は若いのに、スキンケアのコスメ会社を立ち上げた企業家さんと, お洒落なエリアでレストランを経営なさるオーナーさんという、平凡な会社員の私には眩しい存在です。
お二人は刺繍の半襟を効果的に使ってらして、地味な着物でもとても華やかになるんだということもよくわかりました。若くて綺麗な方だからそうなるわけで、私だと違う結果になるとは思うものの、そういうコーディネートを試してみたくなりました。
チャリティということでちょっとお高い食事代でしたが、この日は南米の盲目の子供たちを救おうという主旨で、高名な眼科医さんが惨状と救済について説明して下さったり具体的にどういうことに役立てるかわかってよかったです。
ということで、ただ着物着てご飯食べただけではない充実感も感じられた印象的な夜でした。
皆さんシックな色合いのお着物だと伺っていたので、一人くらいカラフルにした方がいいかなと思ったのですが、さすがにちょっとやり過ぎでしょうか。すみません、実家から持って来たこのレインボーカラーのど派手な付け下げ、なかなか着る機会がないので。 娘時代の着物は全て母親が選んで私の意見は全く無視されましたが、この一枚は誂えてみたものの母もさすがに後悔したのか、一度も着た覚えがありません。
帯は母親のお下がりですが、これもほとんど使った形跡がなく、実家の嫌われもの同士のコーディネートになってしまいました。 でも、折角持って来たんだから、たまには陽の目を見せてあげないとね。