12月4日から始るROHのトロバトーレ、Travelzooというオンライン割引サイトで大幅ダンピングのオファーが出ましたのでご紹介します。(ROH自身のオファーも見つけたので最後に追加しておきます)。
この夏やったばかりなのに(→こちら)、又こんなにすぐ、しかもぱっとしない歌手陣(アラーニャがキャンセルして更にしょぼくなって・・)で11回もやるなんて、ROHはなに考えてんの、これだから他のオペラハウスに負けちゃうのよ、と怒りたくもなります。
詳細はtravelzoo(→こちら)をご覧下さってもいいですが、以下ざっと説明しますので、ご興味ある方は直接ROHのサイトで買って下さい(→こちら)。 promo codeはtravelzootrovatore
1月31日、2月3日、6日、9日の4公演だけで、
①オーケストラストールの高い方から4段階の値段(£163-£190)が£95
②アンフィシアターの高い方から4段階の値段(£48-£84)が£45
Conductor Richard Farnes
Leonora Lianna Haroutounian
Manrico Gregory Kunde
Azucena Anita Rachvelishvili
Count di Luna Dmitri Hvorostovsky
今回のオファーは第二チームの方で、上の顔ぶれですが、ROHでは人気のホロ様も出るのに、癌治療中である彼が出ない可能性高いと思われているのか、それとも先回のプロダクション(マッチベターだった)何度か聴いたからもういいわと思ってる人が多いのでしょうか。
- Conductor Richard Farnes
- Leonora Maria Agresta
- Manrico Najmiddin Mavlyanov
- Azucena Anita Rachvelishvili
- Count di Luna Quinn Kelsey
私はまず12月13日のこの第一チームに行きますが、折角久し振りのアラーニャのトロバトーレだと思って数回分仕入れておいたのに、おそらくこれ一回だけだわね。アラーニャの代役のNajmiddin Mavlyanovって誰よ? ウズベキスタン人で、去年のROHトスカに出た時に私は聴いてないし。女性二人はきっと良いし、彼も意外に良かったらまた考えるけど、期待はゼロ
アラーニャ、「どれを蹴って鼻の手術しようかな? やっぱりロンドンかな。 こんな醜い囚人服着たらイメージ崩れるぜ」、って思ったんでしょうね。 気持ちわかるわ。
ということで、特にお勧めできないキャストではありますが、お金とヒマが有り余ってる方はどうぞ。
ハチャメチャなストーリーですが、椿姫風説明だとこうなります(→こちら)。 音楽は素晴らしくて、ヴェルディの中でも私が一番好きなオペラの一つです。 そう、オペラはストーリーではなく音楽が命、ということを証明するのに最適の作品です(←褒めてるんです)。
ROHも自らBlack Friday Secret Saleとして、トロヴァトーレとマノン・レスコーを出してますので、サイトをご覧下さい(→こちら)。