<2nd Mar Thus>
ムスメが遊びに来て、午後はトーチャンと二人で映画を観に行ってます。ヒュー・ジャックマンの狼男Logan、評判良いし私も時間が余裕があったら行ったのですが、色々やることがあるのでお留守番。その間に昨日と一昨日のバレエの記事を明後日からの旅行前に済ませましょう。
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2月28日と3月1日は連ちゃんでROHのバレエ「眠れる森の美女」The Sleeping Beautyへ。 比較しながら両方一緒に書こうかとも思ったのですが、写真も多くなり過ぎるし、別々にします。
まず、2月28日は、ご存知、私の王子様ヴァディム・ムンタギロフ。 私のバレエ鑑賞回数を最近ぐっと押し上げてる可愛い中年キラーのムンタ君、5チーム観に行く今回の眠り姫の中でもこれが最も気合入ってて切符も高いのを奮発しましたとも 去年12月29日に思い掛けなくムンタ君がマシュー・ゴールディングの代役で眠り姫で出てくれたので既に観ているわけですが(→こちら)、この日はライブシネマ中継もあって特別な雰囲気もあり、盛り上がりました
マリアネラ・ニュネツのオーロラ姫も文句なく上手なのですが、実は私は彼女にはなぜか惹かれないので、ムンタ君が出てる場面は彼しか見ておらず、ああだこうだ言えないのですが、ローズアダージョは、ぐらついたわけではないけど完璧ではなく、12月のサラ・ラム(→こちら)と茜ちゃん(→こちら)の方が上手だったかな。でも彼女の満面の笑みはスターの貫禄。
キャスト表をクリックで拡大してご覧下さい。
絵に描いたような王子様ルックスのムンタ君、更に顔の表情と身のこなしで細やかに演技もしてくれて、完璧な王子様。 もうオバサン(私のことね)は双眼鏡離せず、ずーっとうっとり。 いやー、眼福、眼福(この喜びはオペラでは滅多に味わえませんものね)。 清潔でエレガントでスケールが大きくて安定した踊りも今までの中で一番素晴らしくて、本当に夢見心地にさせてもらえました。
'Dancer'という映画で注目を浴びてる反逆児セルゲイ・ポルーニンとは同じロシア人でありながら対照的なバレエ一筋で真っ直ぐなヴァディム、このまま素敵な王子様でいて下さいよね。
ブルーバードの高田茜ちゃん、踊りは期待通り繊細で上手でしたが、あまりの痩せぶりにびっくり。写真ではわかりませんが、胸のあばら骨がくっくり見えて、一体どうしちゃったのか心配です。
茜ちゃんは妖精役でも出て、由姫さんと平野さんとも一緒に踊りました。この日本勢3人は上手でしたが、残念だったのはライラックの精のClaire Calvertで、華のある美人だけど動きが重い。
翌日も行った眠り姫はナタリア・オシポワと平野亮一さんでした。