<23rd May Tue>
昨夜、マンチェスターのポップ・コンサート会場でテロ爆破。誰でも明日は我が身かもと思っていてもやはりショックです。でも、テロに屈しないで普段通り暮らすのが私たちの役目ですから、毎日ロンドン都心に行くし、人が集まる劇場通いも止めません
昨夜も行ってました。リージェンツ・パークの野外劇場でミュージカルを観たのですが、公園内のバラ園にも寄ってみました。 まだあまり咲いてないのですが、昨夜犠牲になった咲き始めたばかりのバラのような少女たちの冥福を祈りつつ、写真をアップしておきます
真ん中の円形のベストポジション、身頃の時に行くと既に終わっているので、今回初めて咲いてるのを見たかも。イングリッド・バーグマンと名付けられていますが、深紅のベルベットってクールな北欧美女のイメージとは違うような気がするけど、あの時代に夫を捨てて他の男に走った情熱を表しているのかも
そう言えばBTタワーもテロのシンボルみたいなもので、1971年に爆破され、その後IRAに狙われる怖れがあったので一般には閉鎖になったまま。ロンドンはいつもテロの標的、今朝は駅に、珍しく銃を持った警官が何人もいた。
花菖蒲も咲いて、昨日は急に夏のような天気になったので沢山の人が日向ぼっこに来て、空いてるベンチはありませんでした。
Open Air Theareはこんな感じ。ここに来るのはなんと43年ぶりで、学生時代にホームステイしてたファミリーが連れてきてくれたのですが、シェイクスピアの「真夏の夜の夢」、内容も知らなかったし全く理解できず、 今でもお芝居は苦手なのはその時の経験が影響してるのかも。特に喜劇は周りと一緒に笑えないと格好悪いのに、今でも自信ないですから。
ミュージカルに行かないのはオペラやクラシックコンサートと比べて値段が高いことも理由で、この一番後ろの安い席でもプレヴューなのに30ポンド以上もしました。 40年前から変わってなくてなんかボロいんですけどね。
切符を持ってないと入れない飲食コーナーは広々して緑が多く、良い雰囲気です。
今回は中の見学が目的でした。 トーチャンは来たことなかったし、私にとっては懐かしい場所で、時々散歩に来る度に中はどうなってるんだろうと思ってたので、やっと入れて満足。ちょっと前まで寒かったので心配でしたが、急に気温が上がったのはラッキーで、鮮やかなオレンジ色の夕陽がきれいで快適な夏の夜でした。 イギリス人のようにずっと夏姿でいるのは私には無理なので、段々重ね着しましたが。
On the Townというミュージカルでしたが、パフォーマンス等については明日にでも。