20th June Tue>
昨夜は暑くて寝苦しかったですが、今日一日カンカン照りで更に温まってるレンガの我が家、今夜はもっと苦しいだろうなあ・・。全てが冬用に出来てるイギリス、暑い日は日本より大変かも。地下鉄は地獄ですしね(なのに、無理して昨日は着物で出掛けたアホな私)。
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ROHでは3年前までは余程オーケストラが大きい時以外は舞台横のストールサークル席に座らせてくれたので、なんせ安いので何度も同じパフォーマンスを観に行ったものですが(「あの頃は幸せだったわあ」、と遠い目)、オーケストラ団員の耳を守らなくてはならなくなったからと言う理由でそのお得エリアが閉鎖になってしまい、大袈裟に言うと私の人生の最大の楽しみが奪われてしまって悲しい思いをしてます
それが、時折、オーケストラの人数が少なくて音量が一定以下の場合はまじかになって放出されます(最初からわかってるだろうに、オケ団員から訴訟されてるので慎重になり過ぎてて、オーケストラ部門から正式にOKが出るまでは売らないというアホらしさ)、。
で、
6月26日から始まるモーツァルトのミトリダーテ(→こちら)で、予想通り、それが起こりました。
舞台横が好きそうなフレンズには優先的に他の席から交換してあげますというオファーがあったので既にそうしてもらったのですが、今日からオンラインで、こっそり、一般販売が始ったので、ご興味のある方は是非どうぞ。3列目なら僅か9ポンド、2列目は19ポンド、1列目は30ポンドでまじかの迫力が味わえます。
モーツァルトが14歳の時に作曲したオペラですが、カウンターテナーの華やかなアリア(youtube→こちら)もあるし、私は大好き。今シーズンの演目が発表になった時の私の期待度採点では5ツ星で(→こちら)でずっと楽しみにしてました。
最後にやったのが2005年7月で、ストーリー等はその時のブログ記事(→こちら)でご覧下さい。 日本の鎧をアレンジした衣装も動きも面白くて美しいプロダクションでした。 今回は歌手陣もROHにしてはなかなかで、ご贔屓がマイケル・スパイヤーズ、ベジュン・メータ、アルビナ・シャギムラトヴァと3人も
Mitridate, re di Ponto
- Music Wolfgang Amadeus Mozart
- Libretto Vittorio Amedeo Cigna-Santi
- Director Graham Vick
- Designer Paul Brown
- Conductor Christophe Rousset
- Mitridate Michael Spyres
- Aspasia Albina Shagimuratova
- Sifare Salome Jicia
- Farnace Bejun Mehta
- Ismene Lucy Crowe
- Marzio Andrew Tortise
- Arbate Jennifer Davis
- この人気席、気付かれたらすぐに売れてしまいますので、お早めにどうぞ。
- これを逃したらこのオペラは次はいつかわからないし、もしかしたらこれが最後かもしれないし、なによりも又この席に座れるのが嬉しいので、私はリハーサルも含めたら4回行きます
以上、カウフマンのオテロの陰で話題にもならずひっそり始まるオペラの宣伝でした。 そのオテロ、明日がいよいよ初日です。
そうだ、これもオテロの陰になって話題にもならない「愛の妙薬」、アラーニャ夫妻が出る予定だったのに色々あって面白い展開になってますが、明後日の最終日で行く末を見届けてからレポートしますね。