<29th Oct Sun>
夏時間終了。 旅行中のムスメのための2週間のトーチャンの猫シッターももうすぐ終わり。私一人で家で過ごせる機会だったのに、ほとんど外出してたのは残念。
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ペール・ラシェーズ墓地の見学を終え(→こちら)、バスチーユに向います。 写真はクリックで拡大します。
まずは腹ごしらえ。 オペラハウスの隣のLes Grandes Marchesというカフェ・レストランが近いし素敵だし、こんな良いお天気ですから、外のテラス席に座りましょう。
イルトロバトーレさん(→こちら)はハンバーガーを注文なさったのに、間違えてミラノ風カツレツが来てしまい、やり直し。 私はベジタブル・リゾットを頼んだらイメージと違うものが運ばれましたが、「ふーん、フランスではこういうのをリゾットと言うのか・・」、と首をかしげながらも、そのまま頂きました。 そしたら、勘定書きが来て間違いだったことが判明(そりゃ、そうだろ)。 ヘルシーだし良いのですが、そうか、あのウエイターのニイチャンはテーブルを間違えてたんだ。ごめんね、食べちゃって。
ミレニアム・プロジェクトとして建てられた超巨大な歌劇場は大き過ぎて写真に納まりません。内部見学したことありますが、外見から想像できないくらい中がとてつもなくでっかくて、地下に数階もあるので核シェルターにも使えそうです。
パリまで来てオペラ界の注目の的であるドン・カルロスを観ないのは私くらいでしょうが(だって、カウフマンが出てたら切符買えないもん・・)、クラシックなガルニエとは対照的なこのモダンな歌劇場の明るい雰囲気が好きです。 着物で来たことも2、3回あるかな。
今回は荷物軽減のために着物ではなく着たきり雀で、スカーフだけ千鳥格子のランバンに替えてみました。
ここには何度か来たことありますが、いつも後ろの方の席だったので、いつかオーケストラ・ストールに座ってみたいものだという望みが叶いました。 しかも、奮発して180ユーロの最前列よ。 海外遠征だと金銭感覚が狂って財布の紐がゆるんじゃうのよね。
2時半開演で5時過ぎに終わったメリー・ウィドウの後、またランチと同じお店に来て、ニューヨークからいらしたヨナス・カウフマン大ファンで小学館出版「ヨナス・カウフマン/テナー」(→こちら)をドイツ語から翻訳なさった方もご一緒に3人で乾杯。 ランチで間違って運ばれて美味しそうだったミラノ風カツレツやイカとサラダで。 超インテリなお二人がカウフマンにメロメロでミーハーになっちゃうのは微笑ましい限り。
8時43分のユーロスターに乗り、時差があるのでロンドンには10時に到着。オペラ観てから帰るよりはずっと早く帰宅できました。 もう一本遅い最終便でもよかったかな。
こうして一泊二日のパリ大急ぎ週末旅行は良いお天気に恵まれて順調に楽しく終了。来年1月に又行きます。
残るはオペレッタ「メリー・ウィドゥ」のみですが、やはり最前列の迫力は凄かったです