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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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京都きもの市場さんのアテンド(前半)

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11月24日(金)から27日(月)まで、着物好きなら誰でも知ってる京都きもの市場さん(→こちら)のロンドンご視察のアテンドをさせて頂きました。

 

まだ三十代の三代目社長さんと経営企画部マネージャーの女性Nさんのお二人共ロンドンは初めてなので私の独断と偏見による説明と案内になったわけですが、アドリブも多かった中、方向音痴の私が果たしてベストなガイドだったとは思えませんが、事前にあれこれ調べて知識が増えたし、タクシーで巡るロンドンも新鮮だったし、違う視線でロンドン体験ができました。

 

可能性を探るのが目的で、どの層を対象に考えてらっしゃるのかわからなかったのでなるべく広範囲にと私なりに考えてのご案内でしたが、廻るうちにインスピレーションも沸いたご様子。実現は難しいとは思うのですが、ロンドンで着物を広める案を考えて下さるだけで私は嬉しいです。

 

カメラ効率よく行動なさる若いお二人を見失ってしまうので写真はあまり撮れず、ほとんどはNさんのをお借りしてますが、クリックで拡大します。

 

<11月24日(金)>

ヒースロー空港到着予定が午後3時半で夜7時半からミュージカル観劇というのは時間的に無理かもと心配でしたが、幸い入国審査が空いてて4時過ぎにはゲートでお会いできました。ヒースローエクスプレスとタクシーでスムーズにWarren Street駅近くのホテルに到着してすぐに地下鉄でウエストエンドへ。 チャイナタウンは通り抜けるだけでゆっくり食事してる時間はないので劇場近くの中華肉まんのファーストフードとパブでビール。

Prince Edward Theatreでディズニーのアラジン(→こちら)をご覧になったのですが、劇場で私も切符を買ってご一緒することに(前から9列目真ん中で55ポンド)。お二人は時差ボケでうとうとなさったようですが、私はしっかり楽しみました。 もしお二人がミュージカルの切符をお持ちでなかったら無理矢理ロイヤル・オペラ・ハウスにお連れして場所だけでも見学して頂くところでしたが(その夜はルチア)、アラジンの美しいセットと衣装と歌と踊りとお芝居が素晴らしかったのでラブラブ、これを機にミュージカル通いをしてしまうかも・・・。 折りしも来年夏に渡辺健さんが「王様と私」出演と大宣伝中(→こちら)。

 

    

 

上演中のご休憩で体力挽回なさったようで、ミュージカル終了後にタクシーで近くのサボイ・ホテルへ。 有名なアメリカン・バーは一時間待ち、もう一つのバーも満席だったので、広いラウンジで一杯やりましょうカクテルグラス。 アフタヌーン・ティーをするこの素敵なラウンジに一度座ってみたかったのよね(アフタヌーンティーは人気で予約が取れないの)。 黒人女性ジャズシンガーが凄く上手だったしカラオケ、お昼とは違う雰囲気の中ここでこういう楽しみ方が出来るのを発見できたのは収穫。軽い食事もできて、ROHはすぐ近くだからオペラ終演後とか重宝しそう。 ホテルへの帰り道のリージェント・ストリートのクリスマス飾りも綺麗だったし、なんだか私が一番楽しんでない?ニコニコ 

 

<11月25日(土)>

晴れこの週末は寒かったけど青空が気持ち良かった珍しい好天気。

ハイドパーク沿いのドーチェスターホテルにお出迎え。ご宿泊のホテルは朝食付きではなく、どこか素敵なホテルで朝食をというご希望だったので、まずここをお勧めしたのですが、朝食だけホテルでというアイデアは私にはなかったので目からウロコナイフとフォーク(朝食とランチの間にお茶だけというのも空いててお勧めですが)。この手でアフターヌーンティーを予約できなかった高級ホテルを、いつかロンドンにお客様をご案内する時の下見も兼ねて、見学して頂くことにしましょう(但し、宿泊客のみ或いは要予約のホテルもありますのでご注意を。サボイとドーチェスターはオッケーのようです)。

    

 

    

タバコ・ドックで開催中のハイパー・ジャパン(→こちら)というイベントへテムズ河に沿ってタクシーで。 コスプレ好きのうんと若い人だけが集まる所という偏見があって一度も行ったことがなかったのですが、日本からの出店も多く、大人が買えるものもあるようなので、次回はアニメのキャラに詳しいムスメと一緒に来ようかな(7月と11月の2回開催)。 ロンドンご訪問のきっかけともなったはかた匠工芸さん(→こちら)のコーナーの帯地ジャケットは軽くて素敵でした。 羽織のアイデアで裏地がポイント。

    

ハイパー・ジャパンはさっと済ませて、タクシーで繁華街ピカデリーへ移動し、ソフィテル・ホテルでお茶。ギャラリー見学ご希望とのことで私の乏しいギャラリー知識の中から地域によって上中下に分けてピックアップしてあった中、まずは中クラスのロイヤルオペラアーケード(ソフィテルとオペラ座の怪人の劇場に挟まれてる)という紛らわしい名前のアーケードにあるギャラリーへ。ここは先月日本人アーチストさん数人が展示会をやってたところ(→こちら)。週末なので事務所は閉まってましたが、油絵を展示してた画家さんが案内してくれました。

リージェントストリートのバーバリー本店に寄ってから、カーナビー・ストリートを抜けてリバティへ。

   

 

   

地下鉄でトッテナムコートロード駅に行き、日本のラーメン屋というのもナンですが手っ取り早く済ませるためにShoryuへラーメン。 午後2時から3時間は知り合いのアート専門ガイドさんに大英博物館の案内をお願いしました。主に略奪品であってもイギリスの底力を知って頂くにはやはりブリティッシュ・ミュージアムですから、ここだけはじっくりと。 パルテノン神殿部屋とジャパン・ルームでも音楽イベントがあったようです。私は出っくわしたことないですけどね。

   

 

私はその間に帰宅して着物に着替え、仮眠を取られたお二人とホテルで合流してタクシーで高級エリアのチェルシーのジャパニーズレストラン「夢の木」さんへ。 ロンドンの着物愛好者との夕食会でしたが、集まって下さった着物仲間の方々にはイメケン若社長を囲んでの着物談義楽しんで頂けたようです。

 

 

幹事の私は控え目に鮫小紋で、今年40回目の着物お出掛けでした。

   

 

シャンパン4人でナイツブリッジのモダンなブルガリホテルのラウンジでシャンペンを軽く一杯頂いて、長い一日は終わり。 


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