<26th Mar Mon>
今週は仕事も忙しい上にバレエやコンサートもあるので、週末に日本に行く支度はほぼ完了。クラウス君の日本公演も始まって(今日のシューベルト歌曲コンサートに行けなかったのは口惜しいけど仕方ない)、好調のようなので、ローエングリン他が楽しみ。
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3月25日はマクベスの初日でした。
リハーサル(→こちら)とほぼ同じ角度からなので似たような写真で申し訳ないですが、違いはパッパーノ大将がよれよれのTシャツじゃないことと、ネトコが抱えてる花束。
Music Giuseppe Verdi
Libretto Francesco Maria Piave
Director Phyllida Lloyd
Designer Anthony Ward
- Conductor Antonio Pappano
- Macbeth Željko Lučić
- Lady Macbeth Anna Netrebko
- Banquo Ildebrando D'Arcangelo
- Macduff Yusif Eyvazov
- Lady-in-waiting Francesca Chiejina
- Malcolm Konu Kim
でも、初日にしてはあっさり静かめなカーテンコールで、リハーサルの方が盛り上がったような・・。 まだ、いつものROHの頁のレビュー一覧が出てないのですが(出たら追加しておきます)、5ツ星は出ないかな。
幸い肝心なネトコちゃんは変わらずの素晴らしさで彼女は文句なく5ツ星。 リハーサルよりもネトコ(アンナ・レトレプコ)のぶっちぎり一人舞台舞台ぶりが際立ちました。 リハーサルの時はやっぱり演技を控え目にしてたものとみえ(写真撮るんですけどね)意外とおとなしかったですが、この日は迫力ある悪女ぶり。先回のROH出演はラ・ボームのぶりっこでしたから、そりゃマクベス夫人の方が百倍合ってます。
ダルカンジェロはリハーサルよりも潤いのある声でちょい役ながら光ってましたが、足を引っ張ったとしたら、マクベス役のルチッチでしょう。リハーサルよりも声量も乏しくて歌も一本調子で彼の出番は眠くて・・。 大根役者なのもわかり、パワーアップしたネトコとますます差がつきました。
ネトコ夫ヨシフは泣く子も黙りそうな立派な声量でよかったのですが、1週間で同じアリアを聴くのが3度目だったのでさすがに飽きてしまい、違うのが聴きたいわ、いや本当に彼を又聴きたいのか自分でもよくわかりません。嫌いじゃないけど、特に好みの声ではないので。
花束抱えて嬉しそうなネトコ写真、どれがベストか選んでる時間がないので、たくさん載せちゃいます。 オ好きなのをクリックで拡大して下さいね。
こうなると、つい、ネトコちゃんのほっそりしてた頃の姿と比べたくなるわけで、2006年10月にバービカンでヴィラゾンと共演したコンサート(→こちら)の写真載せときます。これより数年前、おそらく2003年あたりにROHのロシア・ガラで初めて見た時はもっと痩せたけど写真がないので。
折角の美人なんだからオペラ界の名誉のためにももうちょっとすらっとしてるといいのにな、とはもちろん思うのですが、デブになってもトップの座の守り続けてきたのは凄いことです。
次にネトコちゃんがROHに出てくれるのは、来年の3月。なんとカウフマンとの共演(→こちら)ですから、こんな近くの席は取れないかも。いや、枚数制限(このマクベスは4枚)が2枚だけだったりしたら、却って取り易いかも・・・、などと、これから一年間、あーだこ-だで盛り上がりそうです