(4月8日)
午後3時からのローエングリン2回目、なんとスタート直前に「フォークト氏は3日前のローエングリン後に熱が出てますが、歌います」、というアナウンスがあり、場内騒然!燕尾服ではなく、いつもの襟無しスーツで登場したクラウス君、最前列の私には熱っぽい様子がよくわかり、ちょっと鼻声だったし、声も少しかすれて、歌わない時はちょっとでも座りたいらしく、具合悪そうだったので、ハラハラしました。
これで最後まで歌えるのか心配でしたが、2幕はかなり回復し、そのまま最後まで保ってくれました。絶好調だった5日と比べるとちょっと劣ってましたが、あれだけ歌えれば充分だし、苦しくても頑張るクラウス君は感動的でした。カーテンコールの嬉しそうな様子にまた惚れ直してしまうじゃないですか。応援する観客と一体感も出来たし、彼の凄さが却ってわかったでしょう。
サイン会に彼が出てくるかどうかまだわかりませんと並んでいる時に係員に言われ、私は用事があったので去りましたが、終了後40分くらいでカジュアルな格好で登場したそうです。ファン思いのクラウス君の事、迷ったけど結局出て来てくれたんでしょうね。
後で文章追加しますが、友人が送ってくれた今夜のサイン会写真を載せておきます。