<26th June Tue>
ぎっくり腰は昨日よりはましですが、会社は休んで家でそーっとしてました。昨夜は凄い痛みで大変だったんです。一人ではベッドから起き上がれず、トーチャンに手伝ってもらったけど激痛 しかも暑い日で水をたくさん飲んだので2回もトイレに行って辛かった。
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今回のラ・ボエームは3チームあるうち、メインの2チームしか行けませんが、両方観てから比較しようと思ってたところ、風邪で一昨日の2チーム目に行けなかったので(来月チャンスあり)、とりあえず6月16日の初日のことだけ。
Music Giacomo Puccini
Libretto Giuseppe Giacosa and Luigi Illica
Director Richard Jones
Designer Stewart Laing
Lighting designer Mimi Jordan Sherin
Movement director Sarah Fahie
Conductor Nicola Luisotti
Mimì Maria Agresta
Rodolfo Matthew Polenzani
Marcello Etienne Dupuis
Musetta Danielle de Niese
Schaunard Duncan Rock
Colline Fernando Radó
Benoît Jeremy White
2017年9月に40年以上ぶりの新プロダクションとして華々しく始まった時(→こちら)はセットや衣装自体に評価の重きが置かれる上に(美しいんです)、歌手陣も若くてフレッシュだったので良い評価が得られましたが、今回は主にパフォーマンスだけで勝負。去年秋と今回で一括りにされてるので、一つだけ出てるレビューはこちらですが、悪くはないですね。
WhatsOnStage ★★★★
がなんか年寄り臭いチームだった上に、男性は3人がずんぐりむっくりで似たような感じだったのもビジュアル的には楽しめませんでした。ショナール役のダンカン・ロックだけが違ってて、しかも長身でクリス・ヘムズワースに似てたのについ目が行きましたが、歌がねえ・・。
大好きなマシュー・ポレンザーニなので、何度か行くつもりでしたが、すでに今日はぎっくり腰でギブアップ。少なくとももう一回行けると思いますが、初日より調子がよくなってくれないとがっかりかも。ロドルフォって誰が歌ってもピンと来ないのですが、ポレンザーニも若い役よりもイデメネオとか威厳に満ちた役の方が絶対に良いです。
マリア・アグレスタのミミは、期待よりも良かったです。もちろん前回の若さでピチピチのニコール・カーに比べるとオバサンだけど、いかにも病気で貧乏臭いところが合ってた。
ムゼッタは苦手なダニエル・デニースだったので嫌だなあと思ってましたが、この役はどぎつい化粧(というより顔立ちが)の彼女にぴったりで、後半のしおらしさもベテランの余裕。
マルチェロは先回はクヴィエチェンだったから存在感あったけど、今回の人は影が薄すぎ。
ということで、全体としてはなんだかなあ、という感じでした。
ルイゾッティが楽しみながら振っているのがよく見えたのは脇の席の良いところ。