<13th June Wed>
今日は久し振りにお陽様が出て、皆喜んでましたが、明日からは又雨でミゼラブルに戻るらしいです。ストックホルム旅行については、何から書こうか迷うところですが、今日はとりあえず簡単に写真が選べるホテル編にします。
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写真はクリックで拡大します
「わーい、どのホテルにしようかな~?ここ素敵な雰囲気だわ~、あら、こっちの方が洒落てるかしら?」、と写真見て想像しながらあれこれ迷うところから旅は始まっているわけですが、今回はそんなことを楽しむ時間の余裕もないので、トーチャンに丸投げ。
6月8日から3泊したのはScandic Grand Centralという4ツ星ホテル(→こちら
)で、料金は朝食付きで1泊で約150ポンド(2ケ月以上前のネット予約時に全額支払い、キャンセルしても返金不可)。
宿泊客のコメントなどもじっくり読んでトーチャンが冷静に判断してくれたこのホテルは、後で考えても、値段も重視すればベストな選択だったとは思うのですが、去年のナポリやマドリッドのホテルと比べると、不満な点もありました。
スカンディック・チェーンのホテルはストックホルムでもいくつか見ましたが、私たちが選んだのは中央駅から150mくらいにある大型ホテルで、1885年建設当時は王宮に次いで2番目に大きな建物だったそうです。
きっと、かつては貴族の壮麗なお屋敷だったんでしょう、エントランス・ホールやロビーは広々として良い感じ。お部屋はや廊下のインテリアも、古過ぎずモダン過ぎず、なかなか洒落てます。
だけど、私たちの2093号室は当時は物置だったのかしらと思うほどの狭さで、おまけに引き出しはおろか収納スペースが全くゼロ。上着はハンガーに掛けて壁に取り付けられてる棒に掛けておけばいいのですが、仕方ないので衣類等はずっとスーツケースに入れたまま。
疲れた体を湯船であったまりながら休ませるのが最高なのに、ここはシャワーのみ。地下のサウナに行けってことでしょうが、長~い廊下を歩いてわざわざ行くのはめんどうくさいですもんね。第一、方向音痴の私は果たして自力で部屋に帰ってこられるのだろうか?
お茶を沸かすポットもないのでホットドリンクは飲めないし、冷蔵庫すらないじゃないの。廊下にアイス・マシーンがあったので、それで冷やせってことでしょうけど、不便だ。マドリッドのホテルの半分以下のスペースのこの部屋に、しかし、なぜかフルサイズのアイロン台があったのは不思議。
一番困ったのがベッドがスポンジのように柔ら過ぎたことで、硬いベッドに慣れてる私たちには寝心地最悪。
ネットでの評判は上々だったわけですから、もちろん良い点もありました。
まず、一番大事なロケーションは、空港からのバスの便も考えれば、ここが理想的だったかも。毎日の街歩きのためにはもうちょっと王宮やオペラハウスに近いところが良かったけど、そうなるとうんと高いホテルしかないから無理。部屋は大通りに面してなくて静かだったのも○。
無料Wi-Fiも重宝しました(これは今や当然かもしれないけど)。
朝食が期待通り充実してたのが一番良かったかも。パンの種類も多く、ハムやチーズも上質で、ソーセージ、ベーコン、卵もたらふく頂きました。
但し、唯一のローカル食品であるニシンの塩漬けは辛すぎてとても食べられず、吐き出してしまったくらいだったんですが、そう言えば私たちはニシンの近くの席に2日間座ったんですが、誰も食べてなかった
イタリアやスペインと比べるとスェーデンにはやっぱりあまり美味しいものはないのか、純粋なスェーデン料理屋は全く街で見掛けませんでしたねえ。観光客向けに一応スェーデン料理あります、というお店でも他の種類のレストランがほんのついでにやってるって感じでしたもん。
まあ、旅先で食べることには重きを置かない、というよりも歩くのに忙しくてゆっくり座ってられない私たちですから、別にいいんですけどね。
因みに、レストランと言えば(観光客が徘徊する中心地に限りますが)、一番多かったのはお寿司屋さんではないかしら。ちゃんとしたお寿司屋さんではなくて、ほとんどはパリとかによくあるナンチャッテ店ですが、なんせ数が凄いのは、やっぱり魚を食べる習慣があるからでしょうね。どんな代物か試してみたかったんですが(イギリスのスーパーで売ってるのと同じくらいのおぞましさか?)、機会がなかったのは残念。でも、日本のものがこんなに人気があるのは嬉しいですよね。
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