<18th Nov Sun>
仕事とオペラハウスの間のアートなヒマ潰しシリーズとして先週はSir John Soane's Museum(→こちら)に行きましたが、しばらく行かないうちに一番好きだった素描/デッサン作品がごっそり無くなってました。繊細で痛みやすいので一般公開は止めて別の所に移転したそうです。 オペラハウスからも近くていつでも行ける(無料だし)と思って安心してたのに、まさかミュージアム開館以来二百年近く経ってからこんなになるなんて。やっぱり何事も先延ばししてはいけないということで、今後の人生計画についても考えてしまいました。いつまで働くかをいつも迷ってるわけで・・。
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オペラやバレエのネタが相変わらず溜まってますが、その前にやり残した宿題のような旅行のまとめをアップを。後で自分で見る時に便利なので。
10月4日と5日のリール旅行ですが、一泊だけの割には観光、オペラ観賞、着物、素敵なレストラン、アートと盛りだくさんで充実した旅でした。 お天気も最高だったし、理想的な近場の小旅行でした。
これ以外のことも以下備忘録として。
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音声ガイド付きバスツアー
旧市街はのグランプラス周辺は嫌というほど歩き回りましたが、フランスで4番目とかの結構大きな街リール、他の所も見たかったので、1時間半のバスツアーに参加。観光案内所でチケット買って、そこから出発。 17ユーロ。
言語を選べる音声ガイド(日本語も中国語もあり)を聴きながらバスの窓から外を眺めるだけですが、国境の街リールの歴史の説明を聞きながら効率的に回れるのでお勧めです。
県庁
↑↓ グランプラスから徒歩10分程の世界遺産リール市庁舎鐘楼には登れるそうなので、次回は是非上から街全体を眺めてみます。すぐ近くに壮麗な記念碑もあって、一番の撮影スポット。
立派な教会 劇場
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リール宮殿美術館 パレ・ド・ボザーレ・リール Palais des Beaux-Arts
詳しくはリール在住の方のブログでご覧下さいですが(→こちら)、宮殿だったわけではなく、ナポレオン一世の勅令で美術館として建てられたそうです。フランス国ないでも有数の所蔵品数の上、有名作品以外の質も高かったのが印象的でした。入場料7ユーロ。
エントランス・ホール。
休憩も含め2時間半掛けてじっくり鑑賞しました。
グランプラスから歩いて数分。公園の向こう側には美しい県庁もあって、広々と気持ちの良いエリアです。
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グランプラスで最後の食事
宮廷美術館を出たら午後3時近く。空腹だったのでロンドンに帰る前にしっかり食べておかなくてはと思っても中途半端な時間でまともなお店は閉まってるだろうし、ここはお上りさんに徹しましょう。
グランプラスに面したLe Lys というカフェレストランからの眺めはリールでベスト。 良いお天気でテラス席は満員だったので、中に座りましたが、周りは観光客ではなくフランス語でお喋りしてる住民らしいグループばかりで、フランスにいることを実感。ここだけでなく、まだ中国人に発見されてないみたいで全く見掛けなかったし、日本人もいず、白人が多い国境の街でした。
やはりフランドル地方に来たらムール貝とチップスとビールよね。特に美味しくはなかったけど、眺めがご馳走だから。
この後、カテドラル見物等あちこち散策し、メールMeertの素敵なカフェでお茶して、ユーロスターの夜の便でロンドンに戻りました。
東京から名古屋か京都にでも行く感覚でしょうか。
今年は来月にもう一回、音楽鑑賞を中心とした旅行に行きます。リールでもご一緒したオランダ在住のレイネさんのお宅に泊めて頂いて、近隣の街(アントワープ他)でコンサートやオペラ三昧するのが楽しみ。