<9th Dec Sun>
バービカンに行く前に昨夜の着物お出掛けについて手短にアップ。明日から留守にするので。
12月8日は、ボンドストリート駅近くにあるオリエンタル・クラブThe Oriental Club(→こちら)でさる会の表彰ディナー。
駅からすぐそこに見えてる行き止まりの突き当たりにある立派な白い建物は一体なんだろうと思ってる人は多い筈で、私も長い間そうでしたが、初めて足を踏み入れたら、賑やかなウエスト・エンドなのに静かで素敵な一画です。
ウェリントン卿によって200百年近く前に設立されたこのプライベート・クラブは、インドや極東から戻ってきたイギリス人やオリエンタル諸国からイギリスに移住した人たちのためのイギリスとアジアの架け橋。
玄関ロビーにはお釈迦様。あちこちに象さんもいました。
上の階へは行きませんでしたが、きっと素敵な集会部屋がたくさんあるんでしょう。会員用のホテルにもなってますしね。
ディナーの前にここでドリンク。シャンペンのサブラージュもありました
お邪魔したのは、こういう会合。在英中国人女性支援の会と思われますが、香港つながりで中国人は多いしコミュニティ活動もさすがです。
中国人女性のオペラ歌手がシューベルトのアヴェ・マリアと中国の歌を歌ってくれました。 そんなに大きな部屋じゃないのでマイク使用だったのは残念ですが。
ドレスコードはブラックタイとナショナルドレスってことだったので、私はもちろん着物。 日本代表というのはおこがましいけど、日の丸カラーの赤の総絞りに白い帯はどうかしら?。 帯揚げと帯締めは黄色にして、赤と黄の中国の国旗にも敬意を表したつもりのこじつけコーディネートでした。単なる自己満足ですけどね、もちろん
チャイナドレスの女性がたくさんいらっしゃると期待したのに、ほとんどの方は西洋ドレスでがっかりでしたが(チャイナ服はきっともう着ないんでしょうね)、縁のない別世界をまた垣間見ることが出来たし、建物の謎も解けて有意義な夜でした。