<30th June Sun>
予報通り、異常な暑さは昨日だけで、今日は最高25度くらいという理想的な夏日になり、家の中も快適。
一昨日ホテルのスパでロッカー破りにあった災難については(→こちら)、たくさんの方が心配して頂きました。
警察の捜査が終わるまではホテル名は出せませんが、不幸中の幸いと思えることもいくつかあり、ある意味ラッキーだったと思ってます。例えば、
①海外だったらパスポート失くす大惨事になったけど、地元でよかった、
②トーチャンが在宅で必要な情報を得られた、
③一緒にいた大いに友人にも助けて頂いた、
④警察へのレポートはホテルが迅速に提出してくれて、その日のうちに警察から連絡あり、その案件番号のおかげでオイスターカードの再発行が無料で出来た、
⑤思い入れのある品はバッグに入ってなかった、
⑥なによりもスマホが取られなくてよかった。
現金の被害はそこそこあったけど、今後の教訓代と思えば気にならないし、それどころか、こんな事で損することもあるんだから、なにか買いたいものがあったら迷わず買っちゃえ!、と背中を押してもえらそうです。そう言えば、今年は渡英40年でちょっと贅沢しようと思ってたこと忘れてたしね。
トーチャンのありがたみもよくわかりました。今回は私の不注意から起こったことではないので同情的で優しかったし、あっと言う間に家の鍵を取り替え、カメラ等失くしたものの補充もすぐにしてくれて、今後の安全対策で話も弾みました。
----------------------------------
さて、昨日の土曜日は着物で出掛けて、良い気分転換になりました。
34度まで上がると冷房効いてない所も多いイギリスは日本より辛いわけですが、さあ着物に着替えようと思った時に冷房付きの地下鉄メトロポリタン線が遅れ始め、一瞬躊躇したのですが、日本からいらっしゃる方と約束してた折角の機会だし、こうなったら意地にでも着物で、冷房のない路線ででも行ってやる、と覚悟を決めて、汗まみれになってもいいように洗える絽にしました。夏のコーディネートは色数を押さえて涼しげに。
幸い早めに家を出て待ってたら冷房付きに乗れて、最後の数分間は冷房なしのピカデリーラインでしたが体が冷えてたので暑さは感じず。
コベントガーデンの大道芸人、日陰でよかったね。
レストランのドアマンは暑苦しい制服で気の毒。
一番心配だったのはレストランに冷房があるかどうかでしたが(高級店でもないとこあるんですよ)、幸いばっちり効いてて涼しくて、快適に過ごせました。
コベントガーデンのルールズRulesというロンドン最古のレストランという触れ込みの1784年創立の老舗(→こちら)。重厚なイギリスらしい雰囲気の中、今日のテーマはイギリスにして、それならロースとビーフと今が季節のイチゴのタルトね。
ロースとビーフはこれで二人分ですが、それを3人で分け、デザートは一個をシェアしましたが、それでちょうど良い量でした。
前日のスパにも行った友人とも又一緒だったし、日本からいらした涼しげな着物美人さんのショッキングな盗難事件を聞いたりして今後の安全対策に役立つ話やもちろんオペラ話題で楽しい夕食でした。
イギリス首相、歴代の中から選ばれたのはチャーチルとサッチャーさん。
歩いてすぐのロイヤルオペラハウスへ。お二人はフィガロの結婚の初日にいらっしゃったのですが、切符を持ってない私はこれで帰宅。でも、最近は切符なしでもこの美しいホールに入れるのがいいですね。私のフィガロ第一弾は明日トーチャンとです。
と、ここまでは良かったのですが、大変だったのは帰り道。ピカデリーラインが不通になってしまい(本当にロンドンの地下鉄は当てにならん)、暑い日は地獄のセントラルラインに乗るしかなくて、軽く40度はあるでしょう、まるで蒸し風呂。あー、早くメトロポリタンラインに乗り換えた~い!
こんな暑い日はしばらくなさそうですが、私は2週間後に日本に行くわけで、戦々恐々・・。