<8th Oct Tue>
残業して遅く帰宅したらご飯の支度が出来たなかったのにはキレそうになったけど、ぐっと我慢して・・。料理に自信のないトーチャンの(イギリス人だから仕方ないけど)、疲れた時に不味いものは食べたくないだろうという心遣いなんでしょうけどねえ
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昨夜のドミニオン劇場には、最前列真ん中で双眼鏡を多用してニタニタしてる不気味な東洋人のおばさんがいました。
ロンドンではオペラでも払わない高い切符を奮発したんだから(約80ポンド)、周りにどう思われたって構うもんか、とそのおばさんは思ったのでしょうね。
おかげでしっかり楽しめて、実はフタを開けてみたら評判がイマイチでダンピングされてるのに損したとも感じず、仕事でクタクタだったにも関わらず、というか、だからこそ余計に癒されました。 先月、数公演が劇場の都合でキャンセルされてがっくりきた
リベンジでもあったしね。
トム・ハンクスの80年代の映画Bigを元にしたミュージカルですが(→Official Site)、あり得ないアホらしいストーリーと垢抜けないセットと印象に残らない曲ばかりなので、レビューが良くないのも頷けるのですが、私はジェイ君だけが目的だったので、ほぼ出ずっぱりで歌って踊る彼を見てるだけで幸せ。Strictly Come Dancingというセレブのダンスコンペで3年前だったかに優勝したJay MacGuinessは、図体はでかいけど少年っぽい雰囲気でこの役にぴったりだし、ボーイバンド出身で特に上手ではないけど自然な歌い方も高感持てました。
嬉しい驚きは、相手役のキンバリー嬢で、同じダンス番組でかなり勝ち残ったガール・バンド出身のKimberley Walshの美声で上手なこと。 これならウエスト・エンドの舞台でトップ・スターになれます。
最初から大ファンのStrictly番組をきっかけに大きく羽ばたいた人を見るのは嬉しいです。この番組に興味ない人には特にお勧めのミュージカルではないですが、ダンピングされて舞台近くの良い席でも35ポンドとかですから、お得はお得。こんなに(主に仕事で)忙しくなければもう一回行ってしまいかねない私ですが、それはちょっと無理そうだ。2月のジェイ君目当てのRip it Upは二回かぶりつきで散財しちゃいましたけどね(→こちら)。
ジェイ君は特にハンサムってわけでもないですが、今や大スターとなったクリス・ヘムズワースに似てるところから、こういうのが私の好みの顔なんだということがわかりました。