<17th Feb Mon>
週末にヤフーで無料配信してた映画 テルマエ・ロマエ IIを観ました。前作ほどの新鮮さはないけど、それでもまだ色んなお風呂案があって、やっぱり日本のお風呂っていいなあ。今年秋に日本に行くけど、温泉は苦手なトーチャンと一緒なので全く行けないかも
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2月1日はロイヤル・フェスティバル・ホールでセミ・ステージのジークフリート(→こちら)。正面ではないけど、最前列。
LPOが2年前から1つづつやってるワーグナーのリングサイクルで、一応一昨年のラインの黄金(ブログ記事は無し)、去年のワルキューレ(→こちら)と全部見てるうちの3つ目ですが、実は私はこれが一番好き。 ジークフリートとミーメの二人のテノールが歌いまくるので。
London Philharmonic Orchestra
Vladimir Jurowski conductor
Torsten Kerl tenor, Siegfried
Evgeny Nikitin bass, The Wanderer
Elena Pankratova soprano, Brünnhilde
Adrian Thompson tenor, Mime
Robert Hayward baritone, Alberich
Brindley Sherratt bass, Fafner
Anna Larsson contralto, Erda
Alina Adamski soprano, Voice of the Forest Bird
今回のジークフリートはこの人、トルステン・ケール。
しかし、一体何年前の写真なんだろう・・。
日本には最近行ってたようですが、ロンドンには(私が知る限り)この死の都以来10年ぶり。ブログ記事にはしなかったけど写真は撮ってあり、その時はまだ原型を留めてたけど、52歳になった今、どうなってるんだろう?
と、思ったら、あらーっ、ベン・ヘップナーになってました・・。 すっごい出っ腹!
52歳。歩くのもしんどそうな体になってしまったけど、さすがワーグナーではトップクラスのテノールだ、声に個性はないしカリスマ性にも欠けるけど、長丁場を安定の歌唱でこなして立派なタイトルロールでした
グレーの髪になってしまったけど体型は変わらずほっそりしたままの指揮者ユーロスキーとは対照的。
ブリュンヒルデの出番は少ないけど、他の人たちがくたびれた掛けた時に登場したエレーナ・パンクラトーヴァの声は高らかに響き渡り、目の前で歌われると耳を覆いたくなるほどの迫力でした。ジークフリートとは体型がマッチして、お似合いの二人。
歌いながら舞台の上を動き回るので、目の前で歌ってくれると凄い迫力だけど、遠い側で歌うことの多かったさすらい人役のエフゲニー・ニキーチンとかはなんと評価してよいやら(カーテンコールで不機嫌そうだったので、満足いかない歌唱だったのかな?)
ミーメはイギリス人のエイドリアン・トンプソン。声量はジークフリートよりも勝ってたし良い声だけど、一本調子だったのが残念。
最後の神々の黄昏は単発ではやらず、4つまとめて来年2月に一気に2回上演されますが(→こちら)、去年秋に発売のセット券はすでに売り切れ。席が選べないし、大した歌手は出ないので切符は買ってありませんが。