<23rd Feb Sun>
コロナウィルスのについて読むのは止めようと思ってもついあれこれ見てしまうのだけど、日本のさるタレント女性(私は知らない人)によるとイギリスの寄宿学校で日本からの父兄訪問に制限が付けられたそうです(→こちら)。 クルーズ船検疫の失敗のせいでしょうが、これを今朝見つけて「えーっ!」と驚いたのですが、その後どんどんあちこちで感染が広がってるニュースに、学校は慎重にならざるを得ないわけだし、当然か、と。あーあ、明日になったらどんな事になってるか・・。
気分転換にコンサートのことでも書きましょ。コンサートと言えば、今日はサウスバンクの来シーズンを詳しくチェックして、いくつか買うつもりだけど、どうかそれまでには騒ぎが収まりますように。
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2月20日はウィグモア・ホールにアンスネスを聴きに行きました。
Matthew Truscott (violin), Joel Hunter (viola) and Frank-Michael Guthmann (cello)
アンコールはベートーベンのthe slow movement of the piano quartet in C major
リターンで拾った横から眺める席なので、バランスが悪いのは仕方ないのですが、それ以前に、なんか魅力のない演奏で・・・。
どんな天才でも不調な時はあるわけですから仕方ないのですが、軽やかで清らかでしゃきっとしたピュアな音で定評のあるアンスネスなのに、この日はどんよりした音で感動しませんでした。共演者も特に上手とも思えない人ばかりだったし・・。
室内楽はほとんど生で聴かないので比較はできないけど(今後は増やしたいと思ってますが)、これではモーツァルトらしさが感じられなくて、まるでベートーベンを聞いているような気がしたのですが、あながち間違いではないことがアンコールでわかりました。今日のモーツァルトの曲が書かれた1785年前後に15歳のベートーベンが作曲した四重奏の一部でしたが、さっきまでのモーツァルトから全然雰囲気変わってないように聴こえました。ベートーベンがモーツァルトに影響を受けてたってことでしょうから当然かもしれないけど、いつものアンスネスのタッチでの演奏だったらもっとモーツァルトらしくなって違いが出たかもしれないし。 4ツ星レビューが出てますが(→こちら)。 トーチャンも友人も、私同様、なんだかねー、と言ってました。
アンスネスは大好きで20回以上は生で聴いてますが、4月2日のWigmore Hallでのリサイタルに期待しましょう(→こちら)。前日にも同じ演目でやってくれます。
残念ながら、今回は今までで最悪でしたが、これまでのアンスネス観賞記録はこちら(これ以外にもいくつかある筈ですが、記事にはしてなくて)。
ソロ・リサイタル
アンズネス 2008年3月 RFH
アンスネス 2010年2月 Wigmore Hall
アンスネス 2012年3月 Queen Elizabeth Hall
アンスネス 2013年4月 Wigmore Hall
アンスネス 2016年9月 バービカン
アンスネス 2014年3月 バービカン
アンスネス&ハムリン 2017年3月 Wigmore Hall
アンスネス 2017年10月 RFH
アンスネス 2018年11月 RFH
オケとの共演
アンスネス&LSO 2009年3月 バービカン
アンスネス&マーラー・オケ 2013年11月 カドガン・ホール
アンスネス&LSO 2010年4月 バービカン
アンスネス&ノルウェー室内オケ 2009年5月 カドガンホール
アンスネス&LPO 2014年4月 RFH
アンスネス&LSO 2016年5月 バービカン
アンスネスとノルウェー室内オケ 2017年3月 カドガン・ホール