<10th Mar Tue>
相次いでウィーン、ベルリン、ミュンヘンの歌劇場が閉鎖と発表。張り切って今月末から5月に掛けて4回のオペラ遠征を計画したのに全滅かもね(3月モナコ、4月パリ、5月ベルリンとウィーン)。 今はまだ劇場は通常運行のロンドンだって今後どうなるかわかったもんじゃわけで、実際、刻々と忍び寄るコロナのせいで今日明日は自宅勤務。通勤しなくていいのは楽だけど、仕事は捗らないし運動不足になるし、トーチャンもテレビとか観られなくて迷惑だわよね。
明日から4連ちゃんでオペラ、バレエ、コンサートの予定だけど、公演自体がキャンセルされない限りは全部行きますとも
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3月4日はミックス・ビルのバレエに行きました。
バレエはなるべく減らそうとしてるので、これは買ってなかったどころか、そんなのある事すら知りませんでしたが、新聞で良いレビューだったし、ご贔屓のランクの低いダンサーが重要な役で出てるのを知り、急遽リターン席を運よくゲット。
Press reviews:
Telegraph ★★★★★ Guardian ★★★★ The Arts Desk ★★★★ The Stage ★★★★ Independent ★★★★ Financial Times ★★★ Times ★★★ Evening Standard ★★★
ジェローム・ロビンスのそこそこ面白い振付で、ショパンのピアノ・ソロに合わせて、色んなコンビネーションで賑やかに踊ってくれたのだけど、特にストーリーもないのに、65分は長過ぎる。せめてピアノがうんと上手なら違う面で楽しめただろうに、本番だけ一流ピアニストに弾いてもらうわけにもいかないだろうから・・。 ま、こっちはついでなので、気にしないことにしましょう。
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多発性硬化症で42歳で死亡したイギリスが誇るチェロ奏者、ジャクリーヌ・デュ・プレの一生を描いたドラマチックなバレエですが、評判良かったAチーム(三人ともプリンシプル)ではなく、敢えてこのBチームを選んだのは、チェロ役のカルヴィン・リチャードソンが見たい一心で。バレエ観賞はミーハーに徹してる私。
Aチームは三人ともプリンシプルだったのに対し、Bチームは誰もプリンシパルじゃなかったけど、バレンボイム役のセザール・コラレスがイタリア帰りだったので自宅謹慎になった結果、マシュー・ボールがこっちにも出てくれたのでプリンシパルを含むメンバーになりました。
ベアトリスは今まで好きではなかったけど、これで見直しました。ムンタ君の相手にも年恰好とかぴったりじゃないの?
前衛的な動きが得意のカルヴィンにこの役はぴったりだけど、口ひげは頂けないわー
マシュー・ボールはきっとさすがの上手さだったのでしょうけど、特に興味ないので、少ない出番ですら、カルヴィンや後ろの可愛いボーイズ達に気を取られて、ほとんど見なかったかも・・。
あ、マシューの後ろにルーカスが、というのがこの写真を撮った目的でしょうね、きっと。
バレエの回数はぐんと減っても、ムンタ君は観にいくわけで、明後日は白鳥の湖。