<29th July Sun>
やれやれ、チームGB、やっとメダルが取れました(女子自転車ロードレースで銀、女子水泳で銅の2個)。自転車は、昨日勝てる筈だった男子が崩れた後、マークされてなかった無名の女子選手が接戦の末金メダルを逃すという結果に。プレッシャーがなかったのが良かったかもですね。一方の水泳選手は前回オリンピックで金メダル2個取ってるので今回も期待されて痛々しいくらいでしたが、よく頑張ってくれました ハンガリーでのF1レースでもハミルトン選手が優勝してくれて、昨日の落ち込みムードからかなり回復。
スポーツTV観戦は精神的に疲れるけど体はなまるばかりなので、明日は絶対に泳ぎに行こうっと。ジムのプールはきっと異常に混んでるだろうけど。
オペラやコンサートのことも印象深いうちに書き残しておかなくちゃと思いつつ、又オリンピック記事なんですが、もう一つだけ開会式記事でいいかしら?
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さすがは世界の超スーパースターであらせられる女王様、やっぱりこれが開会式の一番のハイライトとみなされるようですが、開会式の立役者ダニー・ボイルの発案だったそうです。
でも、いくら全権を任されてる総監督でも「もしもし、女王様、一つ面白い案を提案させて頂けますでしょうか?」と直接電話するわけにはいかないので、まずは側近に相談。その段階で、「馬鹿なこと申すでない」、と一刀両断されたら終わりだけど、「それは面白そうだから、ボスに意見をきいてみよう」ということになり、女王様は即快諾して下さったとのこと(元ネタは→こちら )。
なんて理解があって風通しの良い宮廷と、柔軟で乗りの良い王室なんでしょう。皆で開会式を盛り上げようという心意気が素晴らしいですね。
映像でジェームス・ボンドがタキシード姿でバッキンガム宮殿(という想定の)お屋敷に現れた時は、きっと誰もが、「あ、007だ。やっぱりね。でもこれ本当にバッキンガム宮殿かしら、それとも映画The Queenのセット?」と思い、デスクに座る白髪の女性の後姿が映された時は、「きっと、そっくりさんよね。でも、まさか、もしかしたら・・・」、
で、振り向いたら、うわーっ、ホンモノだ~っ
というこのシーンに一番びっくりしたに違いないですよね。私とトーチャンはそうでした
その後二人でヘリコプターに乗り(乗ったことにして)、二人でパラシュート(もちろんユニオンジャック)でスタジアムに飛び降りて・・・、
同じ衣装で女王様が貴賓席に登場なさった時は大喝采。いやー、実に(実現したことが)びっくり仰天の見事な演出でした。
ボイル監督によると撮影されたのは4ケ月前とのことで、NGは出ず一回でOKだったんだそうですが、そりゃそうよね、女王様は大ベテランなんだから。
で、女王様からの条件はただ一つ、「着るものはこちらで決めるから」だったそうですが、それから暫くの間、女王様は皆を驚かせることを大層楽しみになさってたんでしょうね
実際にパラシュートでヘリからジャンプしたのはこの二人ですが、女装の彼いわく、「ただ一つ残念だったのは、この衣装を頂きたいと頼んだのに拒まれたこと」なんだそうです。それくらいいいのにと思うけど、彼はシークレット・エージェントじゃないし、秘密が漏れるのを心配したんでしょうかねえ?
女王様は今日どこにいらしたのか知りませんが、ご主人のエジンバラ公は娘と一緒に孫娘の応援にいらしたようです。ザラ・フィリップス選手の母親のアン王女も離婚した父親もオリンピックの馬術選手でしたから、念願叶って初出場で張り切ってて、現在団体で3位。
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