10月7日、トーチャンと二人でブライトンに日帰りで行き、目的であった展望タワーBritish Airways i360に上った時のことは→こちらですが、ブライトンと言えばピアpier(桟橋)で有名。娯楽施設としてのピアというのがイギリス以外にもあるのかどうか知りませんが、さすが一番華やかなビーチリゾートであるブライトン、ビクトリア時代に立派なのを二つも建てたのでした。
展望タワーの向かいにあるウエスト・ピアWest Pierは長さ340m、1866年にオープンして1975年まで使われてましたが、2003年の放火で焼失。その時のニュースは今でもよく覚えてます。今は鉄のフレームワークが残っているだけとなり、BAの展望タワーの収益で再建されるのを待ってます。
↑ これは1993年の写真ですが、当初はコンサートホールとして建てられた立派な建物もありました。
光る海に浮かび上がる残骸は美しくも哀しい光景・・。
タワーの横には錆びた鉄柱がスパイラル状にオブフェとなって並んでます。
長いビーチを歩いて、もう一つのピアに行ってみましょう。
パレス・ピアBrighton Palace Pierは1899年オープン、長さ525mで今も現役。ウエスト・ピアが燃えた時に「あー、よかった、メインのピアの方じゃなくて・・」と誰しもが思ったでしょう。
寒いイギリスでは海水浴が出来る日は限られているわけで、他にアピールするものがないと人が来ないでしょうから、アトラクションとしてこういうモノを作ったのでしょうが、どんなに立派でもなんか物悲しさを感じてしまいます。特に今はコロナのせいでカフェ以外はお店もほとんど閉まってて人通りも少なく閑散。遊園地やお化け屋敷もあり、一応オープンしてたんですけどね。
彼方に見えるWest Pierとタワー。
この幅の甲板が両側にあります。
トーチャンの後ろの方は、今もあるのかどうか知りませんが、先回来た時は一区画が有名なヌーディスト・ビーチだったんです。そこをおもちゃのような鉄道が短い距離走ってて、ジーチャンとまだ小さかったムスメも一緒にそこのビーチを走る短距離のおもちゃのような鉄道乗ったのですが、露出狂の変態が皆乗り物の方を向いて立ってて、醜い光景でした・・。因みにブライトンは今やゲイのメッカ。
水が勢いよく流れてました
誰も乗ってない回転木馬って悲しいね。
これから有名なパビリオン(ケバい趣味のかつての王室の別荘)に歩いて行きます。ブライトンって面白い街