オリンピック期間中ずっと休暇を取る予定が仕事の都合でスタートが遅れ、でも年に一度2週間続けて休まないといけないので(不祥事を防ぐための金融界のルール)、オリンピックは終わっても私はまだホリディ中。
家でテレビを観すぎた後は久し振りにどこかに出掛けましょう。できれば、スポーツ漬けの後だから、久し振りに文化に接したいわ、ということで、閉会式の翌日の昨日、トーチャンと二人でロンドンへ。
まず、休暇中の特権を生かして、毎週月曜の10時から2時までは入場無料のコートールド・ギャラリーはどうかしら? 同ギャラリーが保有する巨匠の素描特別展は観たかったのよ。
無料時間だからすごく混んでるかもと心配したけど、そんなことはなくて、小さい作品ばかりですがなかなか見応えのある展示をじっくり楽しめました。詳細は→こちら
をご覧下さいですが、9月9日までやってますので、特に月曜日にヒマな人にはお勧めです。
コートールド・ギャラリーには何度か行ったことがあり、こじんまりした美術館の割には印象派の名作やレンブラントも充実してていつも楽しめるのですが、今回は18世紀のイタリア人画家ティエポロのコーナーに一番惹かれました。最後はスペインに滞在した彼の作品は去年マドリッドのあちこちでたくさん接してすっかり気に入ったので
このギャラリーは、特別展でも写真OKなのが嬉しいです。左のカナレットのロンドンは油絵とは又違う味が出ててグー。右はティエポロの一角。
オリンピックのマスコット、マンデビル(左)とウェンロック(右)は、最初はグロテスクで最悪と嫌われてましたが、最近は見慣れたせいか、そのユニークな姿が可愛いと気。
あちこちに色んなデザインの像が置かれてますが、ここはサヴォイ・ホテルのすぐ前にあるVictoria Embankment Gardens。
その前の道路はすぐ向こうがテムズ河ですが、前日の男子マラソンのバリケードがまだ残ってました。
次はバービカンへ。
Designing 007: Fifty Years of Bond Style(→こちら )をやってるので、これは観なくちゃね。 オリンピックでも女王陛下をエスコートしたシークレット・エージェントのジェームス・ボンドはイギリスのお宝ですから、立派な文化よ
しかし、ふーん、ジェームス・ボンド映画がはじまってから50年も経つのね。こないだマリリン・モンロー死亡から50年というのもあったけど、小学3年生だった私はどちらもリアルタイムで覚えてます。他にも色んなことで50周年を迎える度に日本の田舎での子供時代に思いを馳せ、えらく遠くに来てしまったもんだと感慨に耽る私・・・
このジェームス・ボンド展には、映画に登場した小道具や衣装などがたくさん展示されてるんですが、シーンを全部覚えてなくても関連の映像が効率よく流されてるので、映画を観たことがない人でも結構楽しめます。トーチャンと私は嫌という程テレビやDVD(全部持ってます)で観てますけど、私は女優さんたちの衣装に一番興味持ちました。ドレスだけ見ると全部野暮ったいのに、映画では素敵に見えるのがとても不思議だわ。
中は写真禁止なんですが、ずらっと並ぶポスターと、出来の悪いショーン・コネリーは会場外なので誰でもいつでも見られます。一枚だけあった日本のポスターの前で。他にも絵コンテとか、無料で見られるものも少々あり。
今日(火曜日)は家で溜まってるDVDを観まくって、久し振りにオペラやコンサート鑑賞しましたが、明日は映画でも観に行きましょうかね。
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