<11th Apr Sun>
今日も又追悼番組が多く、死んだ人の悪口は言わないから当然ですが、フィリップ殿下への賞賛の嵐。知らないことも沢山わかって、フィリップ爺ちゃんはスーパーマンだったんだと、ますますファンになり、100歳まで生きて女王様と一緒に弔いじゃなくてお祝いの特集番組をご覧に頂きたかったとあらためて無念の思いです。殿下は「いや、わしは褒められたくてやったわけじゃないから」と謙遜なさったでしょうが、国民の感謝をお伝えしたかったです。女王様はきっとご覧になってるでしょうから、少しでもお慰めになればいいのですが。
17日(土)のお葬式までは喪に服しましょうということなので、明日からのロックダウン一部解除には影響ないですが、私はできれば毎日殿下のことを記事にして、彼の素晴らしさを少しでも伝えることが出来れば嬉しいです。
女王様のサポートを最重視したプリンス・フィリップですが、それ以外にも幅広い分野に興味のあった彼は単独で、イギリスのみならず世界的に影響を与えた活動もしています。
WWF世界自然保護基金World Wildlife Fundもその一つ。
公務で世界中を回った彼は、誰も環境保護のことを言ってないうちからその事に気付き、共同創立者の一人としてWWFを立ち上げ、1981年から1961年までは総裁を務めてました。 多くの組織のパトロンしてましたが、お飾りではなく何にでも興味を持ち熱心に取り組んだ彼、特に1986年に5つの宗教の代表を集めて伊アッシジで自然保護サミットを開いたのは、ユニークなアプローチ。
自然保護の第一人者であるSir デイヴィッド・アッテンバラも、「先駆者である殿下の貢献は計り知れない」と感謝してますから本物です(上の写真は2015年、下は2019年)。
若者を激励するためのエジンバラ公賞The Duke of Edinburgh Awardのことはイギリスでは誰でも知ってるけど、WWFに尽力したことは若い人は知らないでしょうけどね。
知らないと言えば、今日は英アカデミー賞BAFTAの授賞式で、今はウィリアム王子が総裁だけど、初代はフィリップ殿下だったんですってね。 カティサーク号の修復もフィリップ殿下の尽力なしでは実現できなかったと言う事も先日初めて聞いたし、守備範囲広い爺ちゃんだわ。
WWFに話を戻すと、関係者であった黒柳徹子さんは1984年に殿下を「徹子の部屋」のゲストでお呼びしましたよね。
ネットで見つけた動画は短い上に徹子さんばかり喋っててナンですが、もう少し長くてちゃんと彼が喋ってる映像もたしか観た事があるので、またどなたかが投稿してくれるといいのですが。
皺くちゃ爺さんになってからの写真ばかりでは華やかさに欠けるので、若くて颯爽とした写真も載せときましょうね