遊び好きの問題児ハリー王子がまたアホやらかして世間を騒がせ(またかと言うだけで、誰も驚いてないですけど)、英国王室が世界中の笑いものになってるんですが(ロイヤルウエディングとダイアモンド・ジュビリーで折角人気上昇したのに・・)、馬鹿は死ななきゃ治らないってこのことですね。オリンピック閉会式に女王様の名代として「一人前の重要な王室メンバー」としてデビューさせてもらったばかりなのに、期待を裏切って女王様もさぞご立腹でしょうし、病人の年寄り(最近また膀胱の感染症で入院してたフィリップ殿下じいちゃん)を悲しませるんじゃない
生来の享楽的な性格を押し殺してウィリアムお兄ちゃんみたいにまじめに振舞おうと努力するのは大変でしょうからハリー王子には同情するし、実際、普段は軍隊で厳しい訓練してる若者が休暇中に多少羽目を外して何が悪いんだ、独身なんだし犯罪を犯したわけじゃあるまいし、人間らしくていいじゃないか、という好意的な意見も多いのですが、ちょっとやり過ぎましたね
今回はラスベガスのホテルで素性の知れない見知らぬ女性たちとストリップ・ビリヤードに興じて破廉恥な写真を撮られたのが問題になってるわけですが、それ以前に、見知らぬ人たちを部屋に招くという行為はありまじきことでしょう。これでは、007映画に出てくるような金髪美人スパイ(ハリーは金髪女性好み)に簡単にたらしこまれて殺されてしまいそうです。殺してくれるのならいいんですが、もし誘拐でもされて、それでもお金で片付けばOKですが、テロ囚人の解放とか条件にされたらどうするわけ?
責任感とリスク認識が欠如した出来の悪い放蕩息子である次男坊ハリーですが、、長男で跡取りのウィリアム王子がこんな風でなくて良かった、と(これまで何度も思った通り)またあらためて思ったことでした。私が7年前にブログで書いたように(→こちら
)、お兄ちゃんの引き立て役という大事な役割だけは裏切らずに十分果たしてるのは立派だわ
などと暢気なこと言ってられないので、ウィリアム兄ちゃん、一日も早く子供作ってね もし貴方に万一のことがあったら、馬鹿たれハリーが王様になっちゃうよ~
問題の写真は(ピンボケで残念?)、イギリスでは王室のお達しでメディアには出せないので(今日、大衆紙サンが逆らって一面トップに掲載したそうですが)、ここでも差し控えますが、皆さん当然ネットでご覧になりましたよね? グーグル検索で、一日で1億5千万の人(私も含め)がグーグル検索したそうですよ。世界中の人に注目して頂いて、ありがとうございます!
写真は、まずいことになった直後に真っ青のハリーです。
そう言えば、
まじめで滅私奉公に徹する尊敬すべき女王様にも、正反対な性格で問題ばかり起こしてた妹のマーガレット王女がいましたね。生まれる順番が逆だったらえらいことになってた筈。実際、その前の代は二人の王子の生まれた順番が狂ったばかりに例のシンプソン夫人とのごたごたでもめましたもんね。結局、ふまじめな兄君が退位して誠実な弟君に王座を譲りことなきを得ましたが、下手したら今頃イギリスは共和国だったかもしれません。(王室存続の危機はその前の代に大きかったですが、ジョージ5世夫妻がうまく立ち回って、王政廃止は避けられました)。
ところで、
親戚同士であるヨーロッパの王室には、ちょっと前まで近親結婚を繰り返してたせいもあるのかどうか時々変な人が登場しますが、実は最近テレビ番組で特集された英国王室に関係深いさる高貴な女性の存在と数奇な人生がとても興味深かったので、近いうちにご紹介しますね。
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