<9th Sept Sun>
先週に引き続いてピッカピカのお天気の週末。夏は終わったと誰しもが思ったところに又突然カムバックしてきてくれた夏も、パラリンピック閉会式と共に去ってしまいそうですが、ロンドンが世界の注目を浴びた6月からの一連のイベントも大成功を収め、もうこれですぐに冬が来てもいいかって気分。
マナーハウス記事がなかなか進まないのは困りものですが、このあまりにも素晴らしい夏の終わりの昨日のお散歩の写真をアップしないでいられよか
-------------------------------------------
昨日の土曜日、気温はロンドンでは猛暑の一歩手前とも言うべき26、7度だったでしょうか。
午後にトーチャンと二人で、私の新しいカメラの練習も兼ねて、1時間半ほどお散歩しました(なので、写真は全て私が撮りました)。
行き先は、30年住んでるけどまともに行ったことがなかった近所の緑地帯。
公園parkではなく野原fieldですが、地下鉄の窓から一部毎日眺めてるし、家から歩いて15分で行けるのに、いつでも行けると思うとなかなか行かない典型ですね。犬を飼ってれば毎日でも行くんでしょうけど。
面積は1平方キロくらいで、歩き易いように草が踏み倒されて、地図もあり、平坦ではなく少し丘なので一目で見渡すことができないのですが、そのおかげでちょっと歩くと違う景色が現れて飽きません。
小さな池があったり、遥か彼方にウェンブリー・スタジアム(オリンピックでなでしこ決勝戦がサッカー場)の有名なアーチが見えます。
馬が6頭いました。乗馬スクールとかあるのであれば、こないだ行ったマナーハウスみたいに遠くの田舎まで行かなくても、こんな近場でカントリーサイドらしい楽しみ方ができるわけだ。歩くだけでも田園気分が味わえるので、次は近いうちに(30年も待たないでね)お弁当持参でゆっくり来てみましょう
私たちが歩いたのはほんの一部で、こんな快晴の週末でも人はほとんどいなくて、ぱらぱら会った人は20人くらい。日本の感覚でいけば、ロンドン都心まで簡単に地下鉄で行ける所にこんなだだっ広い芝生が延々と無駄に広がってるって、信じられないでしょうね。
ロンドンでも住宅不足が問題になってるんですが、ここは開発されてしまう心配はありません。なぜならば、ここはキャピタル・リングThe Capital Ringの一部だからです。
キャピタル・リングというのは、詳しくは英語ウィキ(→こちら )をご覧下さいですが、ロンドン郊外に点在する公園や野原を結ぶ環状線ウォーキング・ルートです。
提唱されたのは1990年で、完成(選定がでしょうね)したのが2005年と比較的新しいアイデアで、全長約120km。
指定ルートを歩くと、ロンドン郊外の一番緑が多くて景色の良い所を回れようです(イーリング、ウィンブルドン、リッチモンド、ハイゲイト、クリスタル・パレス等)。知名度は低くて、私も知りませんでしたが、自分で案を作らなくても済むだけでも楽ちんですから、お天気良さそうな日に、ぼちぼち歩いてみましょうかね。120キロなら何回かで踏破できそうだ。
尚、中心から更に遠い所にはロンドン・ループLondon LOOP(The London Outer Orbital Path)という環状ルートもあるそうです。こちらは240kmと倍の長さなので、全部じゃなくて抜粋でしょうか。
人気ブログランキングへ