<29th Nov Mon>
日本は外国人の入国シャットアウトだそうですね。その徹底ぶりに比べると規制のうんと緩いイギリスですが、明日からは又マスク使用が義務付けられます。私はずっとしてますけどね。
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では、旅行記スタート。 写真はクリックで拡大します。
11月20日(土)に早朝便でイギリスを経ち、10時前にトリノに到着。
先日ご覧頂いた神秘的な霧の教会(→こちら)、きっと高い山の上にある秘境で高野山みたいで上るの大変そうだね、と言い合ったのですが、高度を下げて雲に突入した途端にいきなりガツンと着陸。いわゆる雲海ではなく地上の霧だったわけですが、あー、びっくりした。
トリノ空港からレンタカーで濃霧の中、ナビでなんとか宿泊するコテッジを見つけたわけですが、一体回りがどんな感じなのか全くわからず(やっと霧が晴れたのは翌々日)。
タカコさんが家族同様に親しいトリノ郊外にお住まいの日本人の奥様が車で迎えに来て下さって、今日は一日お世話になります。
まず、コテッジの近くにある奥様が会員でらっしゃるゴルフ場のクラブハウスでランチ。
どれも美味しかったですが、その値段の安さにびっくり。これは旅行中ずっと続き、だからこそ高いワインやトリュフをたくさん頂けたわけで、食べるのと飲むのが目的の旅にとっては恵まれ過ぎ。
旅行中ずっと皆で一皿をシェアして、少しづつ色んなものを頂くポリシーを貫き、この地方はビーフも名産なので、生肉も含め、たくさん頂きました。
奥様の運転でトリノの街へ。30分くらいだったかしら、幸いなことに田舎は濃霧だったけど、トリノ市街はクリアでした。実はこの日はイタリアの広範囲で霧だったそうで、フローレンス在住の知人も「霧!」と投稿してました。
土曜日の午後にトリノで駐車するのは至難の業でしたが、様子がわかってらっしゃる奥様は「ここが駄目なら別のところに行きましょう。ここは並んでるけど、このまま待った方がいいわ」、と適切な判断で見事地下に駐車成功。途中で「あれが荒川静香さんが五輪で優勝したスケート場よ」、とかも教えて頂いたり、街の名所やチョコレート屋さんにも案内して頂きました。
トリノについては何も知りませんでしたが、歴史のある文化的な美しい街ですねえ。フランスとスイスに近いので、フランス語を話す人も多いんですって。
いくつもの広場が連なっててどれがどれだけよくわからないので、トリノ観光については→こちらをご覧下さい。トリノで開催中のATPテニスのイベントやデモとかで一部賑わってた所もありますが、広々して華麗な中心部です。
「双子の教会」サン・カルロ教会とサンタ・クリスティーナ教会でグループ写真。
マダマ宮殿
突き当たりがシーズンオフのオペラハウス。ここでいつかオペラ観たいし、その時にお城や博物館も見物しようっと。
オペラハウスの入口。
行列して入った有名なチョコレート屋さん。
高さ167.5mのモーレ・アントネッリアーナ。赤く光ってるのはフィボナッチ数って言うんですって。下から1、1、2、3、5、8・・・と続いて、二つの数字の合計がその上の数字になります。
ヴェルディ音楽院がある広場も雰囲気があって素敵。
夕食の前に泡酒で乾杯。ここから飲みっぱなし状態に突入。
奥様のご主人とお嬢さんもご一緒に若い人が多かったヴェルディ音楽院のある広場に面するカジュアルなイタリアンへ。
南イタリア発祥のピッツァ、この地方ではあまり食べないそうで、今回の旅でもここだけでしたが、どれも美味しかったです。
ご家族とは翌々日に又お会いして、隠れ家的レストランに連れてって頂くことになり、楽しみが増えました
騎馬像は16世紀のサヴォイア公エマヌエレ・フィリベルトだそうです。
奥様に車で送って頂きましたが、トリノの街を出たらまだ濃霧。こんなしつこい霧は初めて。
翌日はハイライトの一つであるトリュフ祭りに行きまーす。初めてなので全く想像できてない私。