<21st Feb Mon>
オリンピックは終ったし今週はヒマなので、ネトフリの韓国ドラマを観る時間ができました。リストにたくさん入ってる中でまず「ボーイフレンド Encounter」で可愛かったパク・ボゴムが出る時代劇「雲が描いた月明かり Love in the Moonlight」にしましょう。まさか、この年になって若い韓国ボーイにはまるとは・・。
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昨日はサウスバンクのRoyal Festival Hallで5時スタートのコンサートがありました。
ちょっと前まで珍しく「ワクチン証明を提示して下さい」って事だったのですが、撤廃されて、マスクも義務ではなくなったし、全く普通の状態。
このコーラス席からの眺めは久し振りですが、「わあ、こんな大ホール」と感激できるので好きです。安いし(11ポンドちょっと)。
この後もっと観客が入って、結局8割くらいの入りでしたが、トーチャンがざっと数えたところ、マスクしてるのは約半分だったそうです。私たちは地下鉄でもコンサートでもずっとしてましたが。
コーラス席が4列あるうちの3列目でしたが、後ろには5千本もパイプがある巨大オルガン。このパイプが立ち並ぶ中に入ったこともありますよ。
指揮者が直前にキャンセルし、代役はRoderick Coxという黒人のアメリカ人で、初めて聞く名前ですが、上手でした。
イギリス人ピアニストのベンジャミン・グローヴナーがお目当てですが、ドヴォルザークの新世界も結構好きです。客の入りが良かったのは、このシンフォニーがお目当ての人がほとんどだったに違いないです。
まだ子供の時にBBCのヤング・ミュージシャンで優勝して以来、ベン君の成長を見守って、コンサートにも何度か行ってますが、貫禄が出たというか、おっさんの雰囲気になっちゃいましたが、立派な演奏でした。リストのピアノ・コンチェルト1番は18分しかないって忘れてたので、「えっ、これだけ?」、と拍子抜けでしたが。
リストのあっけなさはドヴォルザークが充分補ってくれました。「新世界」のお馴染みの部分はゆっくりで退屈なのですが、他の部分はテンポが良くて迫力があって、生で聴くと特に映える曲です。
この席の良いところは、指揮者の顔がよく見えるだけでなく、観客の様子もよくわかることですが、明らかに皆さん熱心に聴き入って楽しんでました。フィルハーモニアってこんなに上手だったっけ、とびっくりする程引き締まって音も豊かな素晴らしい演奏で、多くの人が大喜びでスタンディング・オベーション。 久し振りに大編成オケに包まれるような音を感じることができて幸せ
終って外に出たら、土砂降りと風で大変でしたが、後になればそれもコンサートの一部で良い思い出かな。
次にここに来る3月10日も楽しみ