<1st Mar Tue>
白鳥の湖が今日から始まり、5月28日まで24回、オデット姫は11人もいるというロイヤルバレエの大イベントですが(完売)、昨日の昼にまずリハーサルを観ました。
この頃はバレエは立見にしてますが、リハーサルは安いので、舞台近くのストールサークルに座れました。立見は嫌だと言うのでバレエには全く行けてないトーチャンも一緒に。
カメラマンもたくさんいましたが、お馴染みのダンサーたちも客席にいて、探すのも楽しかったです。
リハーサルは誰が出るのか行ってみるまでわからないのが楽しみでもあるのですが、この日の主役カップルにはがっかり。Mayara MagriとCesar Corralesって、沢山のチームの中でも一番私は興味ないですから。
嬉しかったのは、王子の友人役がCalvin Richardsonだったことで、来てよかったと。こないだ彼の初ロミオの写真をたくさんご覧頂いたように(→こちら)、ムンタ君と並ぶ私のご贔屓です。
勢揃いカーテンコールでは、赤い服のカルヴィン君の方が黒い服のセザールよりも断然格好良くて主役のように見えませんか?
リアム・スカーレット振付のこのプロダクションは、王子の友人役が派手に踊る場面が多いので、昨日は嬉しかったのですが、なんと、カルヴィン君は準備が充分でなかったようで、大きくジャンプすべきところをいい加減に誤魔化したり、明らかに「あれ、どういう振付だったかな?」と右往左往したり・・・。
プリンシパル以外のダンサーは色んな役をやらなければいけないので覚えることも多くて大変なことはわかりますが、本番でこんな事になったら大変。他の人が踊っている時にこっそり舞台の後ろに移動してこっそりシューズを直したことも2回(立ってるだけのカルヴィン君をじっと見てた私だから気付いたのですが)。
見せ所のジャンプを見られなかったのは残念ですが、滅多に見られないカルヴィン君のうろたえた表情を見られたのはラッキーで、不安そうな顔もいけてる!と
王子様のセザール・コラレスは、顔も好みではないしルックスはパッとしないのですが、ジャンプは素晴らしくて、彼が小柄なのにプリンシプルになったのは納得。
マヤラ嬢は、カルヴィン君の時のジュリエットだった時もこの日もまあ普通に上手なのですが、華がなくて私にはアピールしません。
3月4日は金子扶美さんとフェデリコ・ボネリ組を観にいきます。フェデリコはこれで引退なので、なにか特別なことがありそうです。
3月10日はムンタ君組の切符買ってありましたが、辻井伸行君と重なってしまったので諦め、今回はこれだけになりそうです。