<8th May Sun>
今日から又4連ちゃんでコンサートとオペラなのですが、5月の後半になにも予定がない数日間があるので、コロナ発生以来初めての国内ドライブ旅行に4泊5日で行くことにしました。
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5月6日、Royal Festival HallのLPOのコンサートに行きました。最前列。
残念乍ら譜面台が邪魔になって、肝心の歌手の顔がほとんど見えず、妙なグループ写真になってしまいましたが、かぶりつき席だとこういう事は時々起こります。しかし、歌う時は顔が半分見えたのに、カーテンコールでわざわざ譜面台の高さを上げるってなによ? 目の前なので私が進み出て譜面台を少しずらそうかとも思いましたよ。
ああ、でも、よかった、彼女が出てくる写真がちゃんと撮れてて。美人のコジェナが今までの中では一番すっきりしたドレス着てて素敵でしたから。金髪の巻き毛ともマッチして全身輝いてました。歌ってない時は椅子に座ってたので、真正面の彼女から一番近い席でうっとり
↓去年11月にここで別のオケで同じ曲をシャーガーとコノリー聴きましたが、
私は今回のコジェナとアンドリュー・ステイプルズの方が好みの声なので、ずっと聞き惚れっぱなし。
体調崩したマーラーの現世への別れの曲ということで、中国の詩を基にした悲観的な内容のようですが、先回のコンサートで字幕が出たので読んでみても抽象的でなんだかよくわからなかったので(内容は→こちら)、今回は音楽を聴くだけに集中。歌手が二人交互に(今回はテノールとメゾソプラノ)ドラマチックに歌い続けるという、私が一番好きなマーラーで、大満足。
しかし、ここを本拠地とするLPOとフィルハーモニア、同じシーズンで曲が被らないように打ち合わせしないのでしょうかね? 好きな曲だから両方行ったし(片方だけならこちらのチームを選びますが)、2チームを聞き比べることが出来て面白かったですが。
オーソン・ウェルズみたいな風貌だね、とトーチャン。ほんとだ。
尚、一曲目はハリソン・バートウィッスルのSF映画テーマ音楽みたいな前衛的な曲で、動物園で歩き疲れて居眠りしちゃったのでしっかり聴いてませんが、そりゃへんてこな曲ですから、オケ団員全員が直前まで必死で練習してました。彼は3週間程前に亡くなったので、追悼コンサートとなり、指揮者のガードナーが短いスピーチしました。