<19th May Thus>
本日ふたつめの投稿。明日からチチェスターChichester(ブライトンとボーンマスの間)に4泊して車で観光します。トーチャンにとってはコロナ発生以来初の外泊。旅行中はどれだけブログ更新できるかわかりませんが、彼が全て計画した私にとってはミステリーツアーを楽しんできます。
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5月16日は何も予定がなかったので、ハムステッド‘・ヒースへ。行きは地下鉄とovergroud、帰りはバスで。
小さい写真はクリックで拡大します。
Kenwood Houseのお庭はシャクナゲの見頃で、ツツジもまだ咲いてます。5日に行ったイサベラ・プランテーション(→こちら)のミニ版。後ろの大きな木にはまるでハンカチのような白い大きな花。
初めて見ました、このハンカチの花。
ピンクのツツジがきれい。
久し振りにお屋敷の中に入ってみましょう。入館無料。
一番大きくて美しい部屋は図書室。
ゲインズボロ、レイノルズ、ローレンス等、主にイギリス画家の絵画が壁にたくさん掛かってます。月曜日で訪問客が少ないので、各部屋にいるボランティアの案内係につかまって、説明を拝聴。
階段の途中のジョン・シンガー・サージェントの絵はここの雰囲気にぴったり。
二人の少年と犬の絵はゲインズボロ。正面から撮ると日差しが反射して白くなってしまうので。
ロムニー作の二点。左側の糸紬娘は元祖スーパーモデルのエマ・ハミルトンがモデル。
可愛い少女はトーマス・ローレンス作。
残念だったのは、フェルメールがある部屋がボランティア不足のせいで閉まってたこと。何度か見たことあるからいいのですが。
今回の発見は、黒人女性が奴隷としてでなく描かれた有名な絵画(絵はスコットランドにあります)のモデルがこのKenwood Houseに約30年住んでたこと。家柄の良い海軍将校と黒人奴隷に間に産まれたDido Belle(1761-1804)はここでお嬢様として育てられたのですね。「Belle」という映画もありました。長い間謎だったこの女性の正体がわかったのは17年前のことで話題になりました。
最後にカフェで一服。
カフェには何度も来てるのに、今回初めて近くにお風呂bathがあるのに気付きました。
彼方にシティとシャードを眺めながら帰宅しましょう。