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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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Petworth House @National Trust

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<27th May Fri>

韓国ドラマってどうしてこんなに長いの! 三日間掛かって18話の「君の声が聞こえる」を観終わったら、日が暮れてました。良いお天気だったのに暗くなってから散歩に行って、ブログも書かないといけないし、一日が短過ぎる。

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5月20日からチチェスターに4泊した旅行でナショナル・トラストには4つ行きましたが、21日のペットワース・ハウスは全国のナショナルトラストの中でもお屋敷の大きさと芸術品の質はベストに違いなく、この旅行のハイライトとなりました。

ヨーロッパ大陸のバロック宮殿を模して作られた17世紀の伯爵の屋敷は900年前から現在まで同じファミリーが住んでるそうです。自力で維持できなくなったお金持ちが隅っこに住みながらナショナルトラストに託すことはよくあることで、所有と管理はケース・バイ・ケースのようです。

 

 

  

 

 

壁びっしりに精巧な木彫りが施された部屋がユニークで素晴らしかったです。

  

真ん中あたりにある音符はヘンデルだそうです。

ヴァン・ダイク、ゲインズボロ、ターナー、レイノルズ等の絵が多い中、ボッシュもありました。

 

ヴァン・ダイク作の当伯爵一家の肖像。

どの部屋も所狭しと絵が飾られているのですが、スペースが足りなくなって、上の段の4枚の貴婦人の肖像画は全身像だったのになんと下の方を切って短くしたんですって。捨てずに取ってあるそうですが。

私の近くの5枚はターナー。彼はここの暫く滞在してたので他にも沢山あり。

素晴らしい彫像もずらりと並んでます。

 

   

ソファの後ろの大理石の美青年は、体の真ん中はローマ時代で頭と脚はビクトリア時代に足したそうです。

  

イングランドで一番古い1592年の地球儀。

カフェにもなってる使用人住居は別棟にあり、地下トンネルで繋がってます。ホテルで毎朝お腹一杯イングリッシュブレックファストを食べたので、いつもランチはカフェで軽く。

  

 

広~いお庭は2時間歩いてもほんの一部だけ。

 

  

サウス・ダウンズという丘陵地帯なので、傾斜が多くてしんどいけど眺めは抜群。

 


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