<26th Jun Sun>
昨日はROHのコジ・ファン・トゥッテが旧国鉄ストライキのせいでキャンセルになって拗ねて、韓国ドラマをだらだら観てるうちに一日が終ってしまったわ。オペラの前にレストランにも行く予定だったのに・・。同じくストライキだった23日に恵理さんの蝶々さんはやったのに、こっちはキャンセルしたのはなぜ?
コジはあと3回分切符買ってあるからまだいいけど、今回のストで行けなくなったコンサートは口惜しいです。
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6月23日はカドガン・ホールに足取り重く行ってきました。地下鉄もストライキで行けなかった21日の代わりの行きたくもなかったコンサート。
大抵の一流のコンサートホールはバウチャーかクレジットにしてくれるのに、カドガンはそれはしてくれなくて(コロナ感染は例外)、同じオケのシリーズものになら他の日に移してあげると言われ、トーチャンと二人分の切符代をパアにするのも口惜しいし、幸い好みの席が残っていたので。
最前列で鍵盤も見える最高の席が買えたのは、直前に前列2列(見難いので安い)を放出したのに違いなくて、実はここはそういう事をよくするのも嫌いです。
3つのベートーベンのシリーズですが、21日に聴きたかったのは今をときめくパヴェル・コレスニコフの弾くピアノ・コンチェルト5番「皇帝」と交響曲7番という、ベートーベンにはなぜか惹かれない私が好きな曲だったのに、この日はピアノ・コンチェルト1番と交響曲8番。どんな曲だっけ? コリアンのピアニストも聴いたことない人だし。
ピアニストは韓国ドラマの脇役に出てくるような顔で、演奏はまあ普通でしたが、有名な最後の楽章はなかなか良かったです。アンコールにエリーゼのためにを弾いてくれたのですが、一流アーチストのコンサートでこの曲を聴くことはまずないので新鮮でした。イギリスでも有名な曲で、後でトーチャンに「若い頃これ弾けるくらい上手だったの?」と聞いたら、「昔は弾けたよ。今は無理だけど」と。母親に無理強いされて習ったピアノなので、私が「ムスメにピアノでも習わせようよ」と言ったら「それは可哀相だから駄目。本人がやりたい場合だけ」と。結局ムスメは音楽に全く興味がないので音符すら読めません。
交響曲8番はやけに短く感じたので、きっと途中で居眠りしちゃったのでしょう。舞台狭いのでオケ約五十数名とスケールも小さい。
カドガン・ホールで一番嫌なのが通路も階段も狭くて退場に時間が掛かることなので、最後は演奏が終ってすぐに席を立ち、さっさと去りました。行った甲斐があったのかなかったのかわからないコンサートでしたが、客席は8割以上は埋まってて、拍手も盛大でした。
尚、私が行けなかった21日のコンサートに車で行った友人によると、客の入りは75%くらいだったとのこと。
今日の午後から夜に掛けてははサウスバンクの長いオペラ・コンサート。トビー君がパルシファル~