<1st July Fri>
今週はオペラとコンサートで忙しく、3連ちゃんの中日である今日はCosi fan tutteの2回目。明日はカウフマンが一部降板してアラーニャが代役になる日もあって混沌としてるカバレリア・ルスティカーナと道化師の二本立てのリハーサル。一体誰が出るんだろうか? カウフマンは出ないだろうから、せめてアラーニャに出て欲しい。
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6月30日はWigmore Hallでゲルハーハーとプロハスカのジョイント・リサイタル。
ここにはよく出てくれて人気もあるゲルハーハーなのに、演目が渋いせいか席がたくさん余ってました。2列目の真ん中でしたが、幸い前が空席だったので邪魔にならず写真が撮れたのはラッキー。
アンナ・プロハスカはあまりロンドンには来てくれないし、張りのある細めのソプラノ声は私の好みなので、この日のお目当ては彼女。こんな近くで聴けて幸せ。
これまでロンドンで観たのは、ROHの2014年5月のカルメル派修道女の対話(→こちら)と2018年7月のフォルスタッフ(→こちら)、2014年6月のWigmore Hallのリサイタル(→こちら)。
ロンドンでもお馴染みのクリスチャン・ゲルハーハー、ROHのオペラにもいくつか出てくれてますが(タンホイザー、ウォツェック等)、Wigmore Hallでは常連さん。私は2011年9月(→こちら)と2021年12月(→こちら)に行ってます。この日も熱唱。バリトンには惹かれない私でも彼のテノールっぽい声は好き。
一流の二人が交互に歌ってくれて、歌ってない方が隅っこの椅子で待ってる様子も見られたし、ダブルで得した気分。トーチャンも「二人とも美声だね。ドイツ語もクリアだし」と喜んでました。