<9th Jul Sat>
暑いロンドン。昨日は着物でCag & Pagに行く予定だったのに、安部さん暗殺がイギリスでもトップニュースだった日に気が引けるので着物は中止。今日は今日とてコジ・ファン・トゥッテに着物で行くのも中止。暑い上に私が使う地下鉄が工事で不通だったので。明後日のcav & Pagはカウフマンが残り全部キャンセルなったので、これも着物お出掛け中止。という事で着物お出掛け3回キャンセルに。今日は風邪気味で咳と少し発熱。寝込む程ではないので、テニスと韓国ドラマを同時に観てゴロゴロ。明日もまだ悪かったら、又コロナテストするかも。
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7月4日はオペラ・バスチーユでグノーのファウストを観ました。オペラハウスの様子は→こちら。
Music : Charles Gounod - (1818-1893)
Libretto : Jules Barbier/Michel Carré
Director :Tobias Kratzer
Set design, Costume design : Rainer Sellmaier
Lighting design : Michael Bauer
Video : Manuel Braun
Conductor : Thomas Hengelbrock
分かり易い演出で、映像を効果的に使って面白かったですが、ちょっと使い過ぎ。特にマルガレーテ役のエンジェル・ブルーのトドのような姿が大アップで出て時はひきました。
お目当ては仏テノールバンジャマン・ベルナイム。さすが今やトップ・テノールの一人、素晴らしかったです。切符代ケチらないで、うんと前に座れたよかったと後悔。
縦横でかいエンジェル・ブルー、歌はよかったです。嬉しかったのはエミリー・ダンジェロのシーベル。マルガレーテに思いを寄せるズボン役ですが、長身で仕草がまるで男性、しかも歌が上手いエミリーですから、この役でこれ以上のメゾはいないでしょう。悪魔役や可もなく不可もなく。
7時半開演で2回のインターバル。終ったら11時半近くになってて長かったですが、初めて観るプロダクションだと退屈せずに楽しめました。よかった、バンジャマンが出てくれて。彼にキャンセルされたらわざわざパリまで来た甲斐がないですからね。