<16th Mar Thus>
明日の早朝便で3年８ケ月ぶりの日本に出発します。一ケ月も一人で遊べるなんて産休以来35年ぶりで、退職したから出来ること。
桜を咲き始めから散るまで愛でようという願いは異常に早い桜開花で叶わずがっかりですが、この日に出発を決めたのはキーシンのリサイタルがあったからでした。これがなければもっと早く行ったんですけどね
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なのに、なんと、3月15日は地下鉄のストライキと重なってしまい・・。
だけど、幸いバスと電車は動いていたので、意地にでも行きますとも！
遅れないようにうんと早く行くのなら、隣のギルドホールスクールの4時からのハープのマスタークラスにも行きました。アムステルダムが拠点の長澤真澄さんが先生で、楽器の説明や歴史もとてもお上手な英語でレクチャーして下さって、3時間以上みっちり、興味深いイベントでした。
私たちはそれ程の苦労なしで無事バービカンに付きましたが、案の定ストライキのせいで遅れた人も当然たくさんいて、普通はインターバルまで入れてもらえませんが、この日は特別に一曲終る毎に観客が入ってきました。
Johann Sebastian Bach Chromatic Fantasia and Fugue
Wolfgang Amadeus Mozart Sonata No 9
Frédéric Chopin Polonaise in F-sharp Minor
Sergei Rachmaninov Lilacs
Prelude No 8, Op 32
Prelude No 10, Op 23
Études-Tableaux, Op 39: # 1, 2, 4, 5, 6 and 9
アンコールはラフマニノフばかり、セレナードとプレリュードを含む3曲。
始終力強く弾き続けてなんかバッハもモーツァルトもショパンも同じように聞えたのがちょっとナンでしたが、あんな風に弾けるのはキーシンだからだし、一時は諦めかけたコンサートに来られただけでも十分幸せでした。好調だったのはカーテンコールのキーシンの笑顔でわかるし、それを最前列の彼の斜め後ろという値段の割には最高の席でまた今回も聞けて最高でした。
写真は私がデジカメで、トーチャンがスマホで撮ったのが混じってます。キーシンの嬉しそうな顔を選びました
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