<17th June Sat>
チャールズ国王の初の公式誕生日(本当の誕生日は11月)のミリタリー・パレードがありましたが、薄曇りでそんなに暑くなくてよかったです。先週末のリハーサルでは何人かが暑さで倒れましたもんね。
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今日は11時半からウェルテルのリハーサルにトーチャンと行きました。
↑この写真だけはPrimroseさんが近くの席から高性能のカメラでお撮りになったのを拝借。
Conductor ANTONIO PAPPANO
The Bailli ALASTAIR MILES
Johann JAMES CLEVERTON
Schmidt CHRISTOPHE MORTAGNE
Sophie SARAH GILFORD
Werther JONAS KAUFMANN
Charlotte AIGUL AKHMETSHINA
Brühlmann DAWID KIMBERG
Käthchen GABRIELĖ KUPŠYTĖ
Albert GORDON BINTNER
以下の写真は私が少し遠くから撮ったもの。舞台暗かったし・・。
カウフマン、第一幕は声量が乏しくて、リハーサルだから声をセーブしてるのかなと思ったけど(そういう人は時々いる)、汗もいっぱいかいてたし顔色もあまり良くないかも・・。
第二幕は一度大きく声がかすれ、あとは小さく咳払いをして、うーん、やっぱり体調悪そうだ・・。
二回目のインターバル後の第三幕と四幕が時間になってもなかなか始まらなかったので、まさか代役探してる・・?、或いは薬飲んで様子見てる?
やっと始まったら、薬が効いた?のか、そう汗もかいてなくて、かなり回復したけど、絶好調とは言えなくて心配なカウフマンでした。
ちょうど一年前の道化師とカバレリア・ルスティカーナの二本立ては(たしかコロナで)全てキャンセルしたし、2020年のフィデリオも途中から降板(そのすぐ後にコロナで劇場閉鎖)、といつもハラハラさせられるのよね。仲良しのパッパーノ大将がいなくなったらロンドンにはもう来てくれないかもしれないので、その前に絶好調の彼を聴きたいですけどね。
シャーロット役のアイグル嬢は、ここの若手アーチストの頃から一歩抜きん出てましたが、ついにカウフマンの相手役にまで出世。カルメンやリゴレットのマッダレーナみたいな色っぽい性悪女が上手なのでこの役はイメージ違うかもと思ったけど、声量もたっぷりで立派なパフォーマンスでした。
今日のめっけものは夫役のゴードン・ビントナーで、長身イケメンで歌も上手。
ということで、カウフマンは不安なスタートですが、遠くから来る人もたくさんいるので回復して下さいね。
また行きます。カウフマンが出ても出なくても。
因みに、このプロダクションの過去記事はこちら。
ウェルテル 初日 2011月5月 Rヴィラソン、Sコッホ、中村恵理
ウェルテル 2011月5月 Rヴィラソン、Sコッホ、中村恵理
終演後にバレエの王子様であるムンタ君(ヴァディム・ムンタギロフ)と楽屋口でばったり会えてラッキー。可愛い