<4th Sept Mon>
6月に少し暑い日があった後はずっと涼しかったけど、また暑さが戻ってきて、もうすぐ30度超えもありそう。
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レストラン記事が続きますが、9月3日にプロムスの前に友人と3人でホテルのレストランでランチしました。この日のプロムスは4時から始まる長いオペラなので(ベルリオーズのトロイヤ人)。
ハロッズの近くにあるブルガリ・ホテルは5ツ星の高級ホテルで、ロンドンでは珍しいモダンでクールな雰囲気。沢山のお花とブルガリの宝石を身につけた女優さんたちの写真が洒落てます。
好きだったイタリア女優モニカ・ヴィッティのモノトーン写真の下は暖炉の火。
イタリアン・レストランのSette、ホテルのレストランにありがちなガラガラ具合でしたが、すっきりした内装と、美味しい料理とリーズナブルなお値段でコスパ抜群。
私たちは週末3コースメニュで49ポンドのランチを頂きましたが、平日はもっと安いコースもあるようです。
バーも素敵。地下にも大きなバーがあるそうで、夜はきっとお金持ちでお洒落な人が集うのでしょう。
私達は前菜、パスタ、メインという3コースにして、デザートは無しでしたが、お腹一杯になりました。
前菜のブラータ・チーズ。
marinated aubergine, confit datterino tomato
着物の時は頂けない(ソースがはねるのが心配で)スパゲッティにしました。
san marzano tomato, basil
メインは銀ダラ。
caramelized fennel, concentrated tomato
オレンジ味のゼリーとフィナンシェ。
おねえさんがカラオケで色んなポピュラーソングをたくさん歌ってくれました。結構好きな甘い声で楽しめたのですが、もう少し音量が少ない方が私達のお喋りの邪魔にならなかったかも。
バスに少し乗ってロイヤル・アルバート・ホールに到着。バスの中から歩いているのが見えたトーチャンと合流。
向いはハイドバークで、黄金色に輝くアルバート・メモリアル。
最近テレビでバッキンガム宮殿の番組で知ったのですが、このアルバート公Prince Albertに敬意を表するためにヴィクトリア女王は今後アルバートという名前で王様になってはいけないと命令したそうです。なるほど、だから、故エリザベス女王の父君はアルバートという名前だったのにジョージ6世になったわけだ。
私たちの席からではなく、日本からいらした友人が座ったボックス席からの眺め。
なんせ凄い観客数ですから人がごった返してて嫌いなのですが、BBCの動物番組で有名なSir David Attenborough デイヴィッド・アッテンボロー(→日本語ウィキ)が廊下で立ってるのをトーチャンが見つけてくれて、クラシック音楽好きの彼を何度かコンサートで見かけたことはありますが、97歳の今でも元気な姿を至近距離で見ることができて嬉しかったです。大ファンですから、いつまでもお元気で。