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Channel: 着物でオペラ in ロンドン
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ロシア人テノールの午後のリサイタル @Wigmore Hall

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<1st Mar Fri>

大谷選手の結婚にはびっくりしましたが、皆を幸せにしてくれるおめでたい話はいいですね飛び出すハート

一方、イギリスは更に暗くて、王室の親戚のLadyガブリエルのご主人が45歳で亡くなった件、やっぱり自殺だったそうです。銃で頭を撃って・・ショボーン

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2月25日はWigmore Hallの午後3時の短いリサイタルを最前列どまんなかで聴きました。

Roman Arndtは2019年のBBC Cardiff Singer of the World Competitionの歌曲部門の決勝に残ったシベリア生まれのテノールでおそらく34歳。

 

 

 

 

 

 

アンコールはナポリ民謡を2曲(2曲目はカタリカタリ)。

 

プログラムとは順序を変えて、チェイコフスキー、プーランク、Sviridovの順で歌いましたが、最初は声がしょぼくて、「本当にこれでカーディフのファイナリスト・・?」とがっかりでしたが、段々声が出るようになって、最後は朗々と見事な歌唱。ピアノ伴奏もなかなか上手でした。

 

それまでは歌の内容柄、直立不動でまじめな表情で通して、いかにもWigmore Hallらしい渋いパフォーマンスでしたが、アンコールになったら一変し、カタリカタリ他カンツォーネを2曲歌ってくれたのですが、ジェスチャーもうんと大袈裟になって、表情豊かでニッコニコ爆  笑。もちろん一番受けました。そればっかりでも良かったのにと思った人は多かったでしょうね。もちろんWigmore Hallでは無理でしょうが。

 

イタリアイタリアの歌はやはり良いですよねグッド!。オペラ歌手の歌うナポリ民謡のレコードが私のオペラの原点で、ジョゼッペ・ディ・ステファノとフランコ・コレッリのLPを子供の時からよく聴いてました。家族は音楽に全く興味がなかったので、自分でおこづかい貯めてプレーヤーを買った小学生の私。

 

 

 


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