<28th Nov Wed>
寒波が来ました。これからもっと寒くなるんですって。やだやだ。
今夜は愛の妙薬を観に行ってたので(えっ、又? はい、3回目でした)帰宅が遅かったんですが、頑張って、昨夜のイエスティン君のコンサートのことを大急ぎで書いてしまいましょう。彼はこのブログのことも知ってて、写真を楽しみにしてくれてるかもしれないしね。
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Photos will be enlarged by clicking
11月27日、ウィグモア・ホールにイギリス人カウンターテナー(以下CT)のイエスティン・デイヴィスを聴きに行きました。
最近人気が出てきたので売り切れでしたが、今シーズンはウィグモアに4回出てくれる彼のために100ポンドもするウィグモアのサポートフレンズになった甲斐あって、最前列が取れました。
CTを生で聴いたことがないというトーチャンも連れてってあげたら、amazingと感動したようで、昨夜BBCラジオ3で生放送されてたんですが、今日早速iPlayerでまた全部聴いて、更にイエスティン君のTwitterまでチェックしたら、インターバルにペチペチやってたんですって。ネット狂のイエスティン君らしいわ。
こないだまでメトのテンペストで共演してたサイモン・キーンリーサイドも聴きにきてましたよ(前日にサイモンはマスタークラスやったんですが、都合がつかなくて聞きにいけず残念)。
Ensemble Matheus
Jean-Christophe Spinosi director
Neil Brough trumpet
Alexis Kossenko recorder, flute
Jean-Marc Goujon flute
Handel
Eternal source of light divine
Their land brought forth frogs from Israel in Egypt
The peasant tastes the sweets of life from Joseph and his Brethren
Overture from Xerxes
Up the dreadful steep ascending from Jephtha
Your tuneful voice from Semele
Sinfonia from Xerxes
Despair no more shall wound me from Semele
Cantata: Splenda l’alba in oriente
Telemann
Concerto in E minor for flute and recorder
Handel
Arias from Partenope: Sento amor
Ch'io parta
Furibondo spira il vento
アンコールはヘンデルのリナルド
イエスティン君が歌ったのは全てヘンデルで、前半は英語、後半はイタリア語。一度だけ声がひっくり返った以外は絶好調で、コロラチューラが上手くないのは今後の課題だけど、私にとっては声自体が魅力で、特にふくよかで艶のある中音にうっとりメロメロ 大好きなヘンデルだし、なんて幸せ
落ち着いた態度でほとんど身動きしないイエスティン君とは対照的にスピノジははしゃいで踊りながら指揮して歌の邪魔だったらしいですが、幸い私の角度からはイエスティン君がたちはだかって見えませんでした。一曲だけヴァイオリンを弾きながら指揮をして、ほんのちょっとだけソロ演奏も。
トーチャンは古楽トランペットの音色が気に入ったようで、たしかにイエスティン君との競演はハイライトだったかも。テレマンのフルートとレコーダーのコンチェルトも優しい音色で素敵でした。
尚、ウィグモアは終演に舞台の後ろの部屋で出演者に会えるという嬉しい慣習があるのですが、なんせ小さなホールなので、今日のようにアンサンブルも一緒だと彼らの着替え部屋になってしまうらしいので遠慮しました。でも、新しいカメラにしてから、ここの暗い舞台でもまあまあの写真が撮れるのでよしとしましょう。
金曜日にイエスティン君はまたウィグモア・ホールに出てくれるので、もちろん又行きますが、打って変わってベンジャミン・ブリテンですが、うんと寒くなるという予報なので着物は無理そうだけど、控え室に挨拶には行けるかも。
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