<22nd Mar Fri>
ケイト妃が癌の治療中であると自身が映像メッセージで発表。私を含め、そうだろうと思ってた人が多かったようなので驚きはしなかったし、心配したよりも元気だったので少し安心しました。治って下さいね。
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3月20日はカントロフのWigmore Hallデビュー。 22歳で2019年チャイコフスキー国際コンクールの優勝者。
前の二列が少し安いのでいつも狙うのを、通路の外側しか買えませんでしたが、手がよく見えたし、彼の唸り声もそんなに聞こえなくて、却ってよかったです。小柄な割には手が大きくて、その美しい動きに目を見張りながら感心しっ放しで、とにかく華麗で凄い演奏。力強いのに重くなく、キラキラ感もあり、特にリストはこれ以上上手には誰も弾けないでしょう。最後のブラームス編曲の左手だけで弾くバッハのシャコンヌも感動的でした。アンコールはオペラ「サムソンとデリラ」の有名なアリアの編曲でしっとりと。当然の★★★★★評価(→こちら)。
一年前のQueen Elizabeth Hallのリサイタルも良かったです。
5月2日にカントロフがサウスバンクでブラームスのコンチェルト2番を弾くのを楽しみにしてたのに降板したのは残念(→こちら)。
今回はきれいにヒゲも剃って年相応に若々しくみえました。
Wigmore Hallでは珍しいスタンディング・オベーション