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超難曲バラキレフの「イスラメイ」@Wigmore Hall

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<29th Mar Fri>

今日から4日間のイースター・ホリデー。退職してからはありがたみが全くなくなったけど。

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3月20日のカントロフ(→こちら)、21日のユッセン兄弟(→こちら)に続いて、一週間で3回もピアノを聴きに行ったのですが、25日のWigmore Hall のお昼の短いコンサートもなかなかのものでした。

ネルソン・ゴーナーという名前聞いたこともないアルゼンチン人ピアニストでしたが、難しい曲として有名なバラキレフのイスラメイを弾いてくれるというので楽しみにしてました。コンサートで聴く曲をまずYoutubeで聴くトーチャンが、「凄いスピードの曲がある!」と興奮気味でしたが、「そうよ、だから切符買ったのよ」と私。ブログを始める以前の20年以上前にキーシンで聴いて素晴らしかったのは今でも覚えてて、滅多に弾いてはくれない曲でしょうから、生で聴くのはそれ以来初めて。

 

イスラメイはロシア人作曲家のバラキレフがトルコ/イスラム系の民俗音楽のテーマの東洋風幻想曲で、とにかく難しそうな曲なのですが、この50代でぱっとしない見かけのおじさんピアニストは、キーシンほどではないにせよ、立派に弾いてくれてヤンヤの喝采でした拍手。カントロフが弾いたらきっと上手に違いない。

最初はヘンデルのシャコンヌで、最初から飛ばした演奏。イスラメイの前にシューマンでしっとり一休みかと思ったら、「ダヴィッド同盟舞曲集」も結構激しい曲で、これもスピーディに。とにかく一時間ずっと早い指の動きで頑張ってくれて、聴く方は息もつけずずっと「お~っ、凄い!」とあんぐりびっくり。BBCラジオで生放送してたのを後で聴いたら、生とは違う音美しい音色で二度楽しめました。

 

次のピアノはいよいよ4月6日の辻井伸行さんのランチタイム・コンサートで、とても楽しみ(→こちら)。 

 

 

 

最後の3分聴けば凄い曲だというのがわかります。

 


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