<2nd Dec Sun>
ムスメが遊びに来ましたが、先月末で映画Thor - The Dark Worldの仕事が終わってオフ期間に突入。数ヶ月間毎朝5時起床で働き詰めだったので、今月はのんびりするようです。私も休暇消化しなくちゃならず、親子3人で何度か遊びに行けそうなのは楽しみ。まずはハリポタ撮影所見学を予約しました。
ぼちぼちミュンヘン旅行記を続けます。
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写真はクリックで拡大します
最初の日(11月17日)は、ピカピカの快晴の中、ミュンヘン在住のお二人にアルプスを彼方に臨む湖に連れてって頂いて雄大な自然を堪能しましたが(→こちら )、翌日の日曜日はミュンヘンの旧市街を楽しむことにいたしましょう。
王宮とオペラハウスのある街が大好きな私、今年春のストックホルム、去年のナポリとマドリッドと楽しみましたが、ミュンヘンもそのテーマに沿う美しい街ですから、たくさん見所がある中で真っ先に行ってみました。
ホテルから歩いて2分、オペラハウスの隣です。
レジデンツResidenzと呼ばれるバイエルン王国のヴィッテルバッハ家の宮殿は14世紀末に建築され、その後の度重なる増改築により、ロココ、バロック、新古典主義が混じりある興味深い様式で、1918年にバイエルン王政が崩壊して2年後に一般公開。
第二次世界戦で大きな被害を受け、瓦礫を拾い集めて修復したとのことで、ドレスデンの街もそうでしたが、そういう住民の街に対する愛情と努力は感動的で、ますます美しく見えますよねえ
特に回廊が素晴らしい
この季節、観光客は少ないのか日曜日なのにガラーンとした静けさの中で、写真OKなのでたくさん撮りました。
宝物館の展示数はそんなに多くないですが、ロマンチックな御伽話に出てきそうな王冠や騎士像等が陳列されてた中で私が気に入ったのは、淡い色調の大きな冠。
たしか15世紀と書いてあったと思うのですが、どんな美しい王女様がお被りになったのか。
こんなのがワーグナーのオペラに登場したらどんなに素敵でしょうねえ。
ま、それは、ヘンテコリンなプロダクションの多い今の傾向では所詮無理でしょうけど(この日観たローエングリンだって、白鳥の騎士は現代の大工さんに読み替えてありましたもんね)、この冠はいつかオペラ鑑賞する際に想像の中で使わせてもらいます。
王宮の敷地内にこぶりで優雅なオペラハウスもありました(別料金)。
麗しい深紅のCuvillies-Theaterは現役の劇場ですが、頻繁に使われていないようです。
バロックオペラには理想的なサイズと雰囲気なのに、勿体ないったら・・。
王宮を出たら素晴らしい教会があったので入ってみました。中は真っ白。すっきり見えていいですね、こういうの。
Theatinerkircheという名前らしいですが、ドイツ語は長いから綴るのが大変。
その向かいにある下の写真のオープンな建物は、うわ~っ、もっと長くて、Welser-Kuche im Feldherrnkeller。
どこに急ぐのか、近衛兵風お兄さんたち。 ドイツ系男も実は好み。きっとハンサムだろうに、顔が見えなくてチェッ
ホテルで朝食をたらふく食べたけど、昼過ぎたらちょっとお腹が空いてきて、今日は4時からオペラなんですが、長いワーグナーが終わるまで何も食べないわけにはいかないから、日本のガイドブックに載ってたクロイツカムというバームクーヘン屋さんに行ってみましょう
でも、こんな薄切りのバームクーヘンじゃあ食べた気がしないわよね
空腹でワーグナー聴くのも辛いから、この後すぐにホテル近くのスナック屋でロールパンやピザで腹ごしらえして、オペラは4時スタートですが、着物に着替えなくちゃいけないので、2時前にはホテルに戻りました。
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