<24th May Fri>
今週はオペラもコンサートもなくて凄くヒマになる予定でしたが、着物に興味を持った友人が我が家に来てくれて着付けレッスンしたり、急にムスメに会う用事ができて一緒にランチしたりして有意義に過ごせました。
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ROHの地下のリンバリー劇場でやってるオペラやオペラ紛い或いは前衛的な新作とかにも一応行ってますが、ブログで書くのは稀。でも、これはちゃんとしたヴィヴァルディなので記録に残しておきましょう。珍しくトーチャンも行きたいと。
「ヴィヴァルディは同じ曲を500回書いた」と言われる程ワンパターンで有名で、このオペラでも丸っきり「四季」と同じフレーズが出てきたりしましたが、構いません、私は好きなので。
物語は古代オリンピック時代の他愛ない恋愛四角関係で、当時は同じストーリーでたくさん作られた人気演目だったそうです。
珍しくIrish National Operaが来てくれたのですが、すっきりして洒落たセットと衣装で素晴らしいプロダクションで、レビューもGuardian ★★★★、bachtrack ★★★★と上々。パフォーマンスは、小さな劇場でオケも少人数だしそんなに声を張り上げる必要はないとは言え、少人数で正味2時間半近く沢山歌うので13日で8回公演は結構きついのではないかと思いますが、私が行った5月19日は4回目で、ほとんどの歌手は上手でしたが、下手な人が二人いて足を引っ張ったのが残念。
王様役の黒人バリトンはまだしも、中国人カウンターテナーのMeili Liが声も私好みじゃない上にひどいテクニックで、聴いてるのが苦痛でした。カウンターテノール好きの私は上手な人たくさん聴いてるし評価が厳しいかもしれないけど。
ということで、不満も残ったけど、ここでバロック・オペラを聴くのが大好き。