<10th Jun Mon>
日本からとアフリカからの友人と三人で四川料理の夕食してからROHを喫茶店代わりにしてお喋りしてたら、スタッフから「パフォーマンスは観ないの?」と聞かれちゃいました。
明日はグラインドボーン・オペラ。
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6月7日はロイヤル・フェスティバル・ホールでユジャ・ワンのピアノ・リサイタル。
↑↓ レビュー記事に最前列の私(ジーンズのジャケット)が写り込んでます(3列目のトーチャンは写ってません)。
素晴らしいの一言で、当然の五つ星。もちろん総スタンディング・オベーション。
全て良かったけど特に甘さ控え目なショパンが新鮮。コーラス席に座ることが多いけど、ユジャが大好きなトーチャンのためにストールを奮発。並びで買えなかったのでトーチャンは3列目の少し右の席で、どっちの席に座るか決める時に3列目の方が顔が見えるからということでそちらを彼に、私は斜め後ろで手がばっちり見える席に。当然音が凄くよく聴こえて、高い切符を買った甲斐がありました。
彼女も上手に弾けて気分が良かったのでしょう、アンコールを沢山弾いてくれました。短い曲や途中でやめたのもありましたが、少なくとも10曲を30分以上掛けて弾いてくれました。 ジャズ風のも良かったし、チャイコフスキーの悲愴をSamuil Feinbergがアレンジしたのがハイライト。「うーん、どうしよう、もっと弾こうかな」と迷うユジャがとても可愛らしかったし、やると決めて座ってからアイパッドの電子音符で曲を探すのも今風。まるで自分の部屋で心の赴くまま弾いてる感じが良かったです。
衣装は前半はラメの超ミニ、後半は緑のレースのロングドレス。靴はもちろん高いピンヒール。鍛え上げた体が日焼けして、白いパンツが少し見えたりもして、いつも通りにセクシーなユジャ。
いつの間にか舞台上の席を売り出してたのですね。以前は若い人たち用だったけど、今は誰でもよくなったかな?
「もっと弾こうかな、もう止めようかな・・」と何度もこんな顔して迷ってました。
で、やると決めてから、「じゃあ、何弾こうかな?」と電子音符をあれこれ。
舞台の袖に引っ込んだ時もドアのガラス越しにユジャがストレッチする姿が見えました。
ユジャの凄さがあらためてよくわかった凄いリサイタルでした