<15th Sep Sun>
昼のWigmore Hallと夜のバービカンでダブルヘッダー。昨日は椿姫x2だったし、何も予定のない明日が楽しみ。韓国ドラマも観たい!
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オルリンスキーのコンサート(→こちら)の翌日の9月13日に又Wigmore Hallへ。
ガブリエル・フォーレ Gabriel Fauréの歌曲ばかりをソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトンの4人が歌うというフォーレ・ガラ。二人のピアニストはお互いの音符めくりしてました。
デュエットと4人一緒が一曲づつ以外は一人づつ順番に歌い、曲数がすごく多かったので正味二時間以上という長いコンサートで、フォーレの若い頃から晩年までを網羅したのにあまり変化はなくずっと同じ感じだったのは少々退屈でしたが、皆さん上手で、二列目の席で楽しめました。
メゾソプラノは知らない人でしたが、ヴェロニク・ジャンス、ステファン・ドゥゴー、ローレンス・キルスビーの3人は好きな歌手ですが、ジャンスとドゥゴーはさすがにフランス語ネイティブなので自然で美しかったし、歌唱力ではジャンス姐さんがさすがの貫禄でベスト。
ついでにもう一つのコンサートについても記録しておきます。
フォーレ・ガラに出た若いテノールのローレンス・キルスビー君がその二日後(今日です)の午後に一時間の単独リサイタルをやってくれて、最前列で楽しみました。
彼は2年前のWigmoreの歌コンテストを聴きに行った時に優勝したテノールで、爽やかな声が私好みで、品の良い容姿も素敵。
フォーレ・ガラでは一人やけに若くて未熟に思えたのですが、このリサイタルは一生懸命練習したことがよくわかり、良いリサイタルでした。ドイツ語と英語でしたが、特に英語の歌に惹かれました。
Wigmore Hallに行くたびに向かいの立派な建物に見惚れるのですが、デブナムDebenhamというデパートとして建てられたことがわかりました。デブナムはすぐ近くに新たにオープンして長年親しまれてきたのですが、コロナのせいで廃業してしまったのは残念です。