<22nd Jan Tue>
4月21日、ロンドンではホァン・ディエゴ・フローレスとヨナス・カウフマンという今をときめく人気テノールのコンサートが重なってしまうことは既に何度も書いてますよね。
私は両方ともかぶりつきの抜群の席をゲット済みで、「どっちもキャンセルしなかったら、一体どっちに行こうかしらん?」、という贅沢な悩みを引きずっているわけですが、
直前に決めた場合、不要な切符の始末に困るのは目に見えているので、この際、バービカンのフローレスを手放すことに決めました。
フローレスよりカウフマンの方が好きだからというわけではなく、単に余った切符を始末できる好機会があるからといのが理由で、もうすぐメンバー予約が始まる来シーズンのバービカンの切符に交換してしまおうという魂胆です。(バービカンの場合は、半年間有効のバウチャーにいつでも交換してくれるのですが、一年分を一気に売り出すので、年一回しかチャンスがないのが現実)
でも、折角、気合を入れて買った特等席だ、赤の他人の手に渡るよりは、どなたか縁のある方にお譲りしたいと思い、ここで緊急募集させて頂きます。
詳しくは、バービカンのサイト(→こちら )をご覧下さいですが、ざっと曲目などもご紹介すると、
Rossini
Sinfonia from Cenerentola
'Tutto è deserto' from Cenerentola
'Nacqui all’Affanno' from Cenerentola
Sinfonia from Guillaume Tell
Meyerbeer 'Popoli dell’Egitto' from Il crociato in Egitto
Donizetti
'Come Paride vezzoso' from Elisir d’amore
'Una furtiva lagrima' from Elisir d’amore
'Venti scudi' from Elisir d’amore
Delibes 'Prendre le dessin' from Lakme
Gounod 'Je veux vivre' from Romeo e Giulietta
Bellini 'Se Romeo' from Romeo & Juliette
Verdi
Sinfonia from Vespri Siciliani
'E’ il sol dell’anima' from Rigoletto
'Parmi veder' from Rigoletto
'Un di…. Bella figlia' from Rigoletto
Juan Diego Flórez tenor
Joyce DiDonato mezzo-soprano
Julia Novikova soprano
Marco Caria baritone
London Symphony Orchestra
Karel Mark Chichon conductor
えーっ! 人気メゾ・ソプラノのジョイス・ディドナートも出るの!
そうなんです、おマケというのは凄すぎる共演者でしょ? だから余計惜しい気はするんですが、ここはすっぱり潔く諦めて・・・ (←って、泣いてるじゃん)
あ、あの可愛くて上手なユリア・ノヴィコワも出るじゃないの。皆さんで、きっと華やかに盛り上がるでしょうねえ。
しかし、お値段が問題ですよね、きっと
昨シーズンからバービカンは補助が減ったらしく、シリーズによっては一気に2.5倍くらいになってしまったものもあり、特にそれまでは即売り切れてた人気アーチストが急上昇。このコンサートも85ポンドもするので、天下のフローレス王子なのに切符は結構余ってます(ロイヤル・フェスティバル・ホールのカウフマンも、値段はもうちょっと低いですが、同様)。
でも、私が持ってるストールD列のど真ん中であれば、例えばフローレスの白髪(もしあれば)の一本一本までしっかり見えるし、当然声もばっちり聴こえて凄い迫力、感動的なコンサートになるのは保証します。(D列がこの場合、最前列なのか3列目なのかは不明。舞台のせり出し具合によって調整するし、買ったのは一年前なので覚えてないわ)。
先着順で、2枚ありますが、1枚だけでもOKですので、ご興味ある方は、1月29日までに連絡下さい。私を直接ご存知ない方は、こちらにメール願います。
tsubakihimelondon あっとまーく yahoo.co.jp (椿姫ロンドン@ヤフー)
(写真は、2010年5月のバービカンでのリサイタルですが、切符代が21ポンドと、良い時代だった・・)
「え、椿姫さん、今回は来てくれないの? それは淋しいなあ、いつも僕の足元の席で着物姿で写真撮りまくって声援してくれたのに。
しかも、理由が、ライバルのカウフマンに行くからって・・・」
「ごめん、ごめん。
でも、同じ日にやろうってのがそもそも間違いでしょうが。で、ほら、それみたことか、両方とも切符が余ってるじゃん。
クラシック音楽ファンの数はロンドンと言えども知れてんだから、協力しなきゃあ。でも、4月24日の貴方のピアノ伴奏のリサイタルには絶対行くから、キャンセルしないでよね」
ありがとう、椿姫さん、フローレスを蹴って、僕の方に来てくれるんだね。
また、前回みたいにツバかけちゃうだろうけど(→こちら )、ヨダレしながら頑張るから期待してくれよな。椿姫さんの好きなローエングリンもまた歌っちゃおうかな」。
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