<28th December Wed>
4日間のぐうたら生活が終わり、今日は久し振りにフルにアクション。仕事もしゃきっとしたし、ジムで走り、帰りにショッピング。今年行ったオペラやコンサートのまとめです。
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(写真は今年ロンドンに来てくれた大スターの新旧テノールを抜粋)
2011年にオペラやコンサートに行った回数ですが、一昨年は最高記録の113回(→こちら)
、去年は101回(→こちら
)、今年は106回でしたから、まあまあってとこでしょうか。
尚、数えたのは有料の生音楽パフォーマンスのみの回数で、無料コンサートやリハーサル、有料であってもインタビュー、オペラ説明会、NYメト等の映画館での同時生中継などは回数に入ってません。それだけでも10回は軽く越すでしょうけど。
「今年はコンサートだけでオペラには出られなくてご免ね」、とカウフマンとフローレスが言ってるから、許してあげよう。
106回の内訳ですが、まず、会場別に括ってみると、
ロイヤル・オペラ・ハウス 58回 (オペラ47回、バレエ11回)
バービカン 11回 (コンサート6回、コンサート・オペラ5回)
サウスバンク 7回 (歌のコンサート3回、他4回)
ウィグモア・ホール 9回 (歌のコンサート8回、他1回)
その他ロンドン(サドラーズ、カドガン、SOAS,King’s Place他) 8回
(オペラ3回、コンサート4回、バレエ1回)
English National Opera 5回 (オペラ4回、バレエ1回)
グラインドボーン 2回 (無料リハーサルも入れると3回)
ホランドパーク 2回 (記事にしてないけど、つばめとドン・パスクワーレ)
海外(バルセロナ、ナポリ、マドリッド) 4回 (全てオペラ)
と、例年通り、ROHがぶっちぎりのトップ。
種類別だと、オペラ62回、コンサート26回、バレエ13回、コンサート・オペラ5回で、バレエがちょっと多かったけど、ミュージカルやお芝居はゼロと相変わらず偏ってて、もう少し広く浅くすべきかなと毎年反省するけど、オペラを減らすのは嫌だし・・。
「ワシはもうテノールじゃなくてバリトンだけど、ここに写真出してもらえて嬉しいわい」、「驚いたぜ、椿姫さんはおいらのようなピチピチボーイが好きなのに」
フルオペラだけで62回と言っても、演目数にしたらおそらく半分以下で、もまた性懲りもなく、同じオペラに何度も行っちゃいました。去年の連隊の娘のような6回も行ったオペラはなかったし、3回以上のをリストアップしても、今までよりはうんと少ないのは、ROHの歌手陣の顔ぶれがしょぼかったからでしょう。
アイーダ 4回 (アラーニャだったので、毎回出待ちもしました)
ファウスト 4回 (グリゴーロ君が去年に続いて又来てくれました)
椿姫 4回 (二通りのキャストを2回づつ)
セヴィリアの理髪師 3回 (Aクルザックのソプラノ版ロジーナが予想通り良かった)
魔笛 3回 (JカイザーとKロイヤルの美男美女コンビが予想外に良かった)
4回観たアイーダとファウスト、ROHには珍しく主役が3人共素晴らしかったので全く飽きませんでした。
物価は高いけど芸術鑑賞が安く済むロンドンで、熱意と努力で値段の割には良い席をゲットした結果、高い海外遠征分を入れても平均は23ポンド。
特に今年はROHをサポートフレンズに格上げしたので、さらに安くて良い席が手に入るようになりました。その分メンバーシップ代は痛いし、トーチャンも結構連れてったあげたので嵩んだけど、ムスメも独立して食い扶持が減ったし他に贅沢はなにもしてないからいいことにしましょう。
2012年ですが、すでにあちこちの前半分と秋のROHのリングサイクルが買ってあり、バレエを少し減らすつもり以外は同じようなことになると思いますが、こうして元気に一流の演奏を安く楽しめるロンドンにいられるのはありがたいことと感謝