<24th Apr Wed>
急に夏になったようなポカポカ陽気のロンドン。
昨日の60歳の誕生日は会社を休んであちこち行きましたが、特に高層ビルの展望台からたくさん写真を撮り、どれをアップするか選ぶのに時間が掛かりそうなので、今日はとりあえず前半として、その前までの行動を記録しておきましょう。
今日はこれから午後だけ仕事に行くのですが、続きを今夜更新できるかどうかは、バービカンで歌のリサイタルをしてくれるフローレス王子のアンコールの長さ次第かも。
2時半スタートの遅めのランチは、リッツホテルから道を隔てたお隣にあるThe Wolseley(→こちら
)で。
オンラインで予約を取るのが難しいお店のようで、3月初旬に予約しようとしたら、ランチは2時以降しか空いてませんでした。ディナーであれば、もっとうんと早くから予約しないと駄目みたいですよ。
有名人もよく来るお店のようで、ちょっと前に亡くなった画家のルシアン・フロイトは毎日来てたとたしかどこかで読んだ覚えもあります。
今日は、背広姿のテニスのティム・ヘンマン選手を見掛けました。
昔はおそらく銀行だったんじゃないかしらと思われる造りの建物で、渋くて落ち着いてるけど明るくて、とても心地よい空間です。ウエイターさんたちもよく気がついてサービス満点。老舗らしい良さがあって、気に入りました。
雰囲気で選んだので食べ物はあまり期待してませんでしたが、チマチマ飾ったりせず、盛り付けも味も素朴で正攻法。8時にディナーなので軽く済ませようとしたのですが、全て量も結構あり、充分美味しかったので全部たいらけて、お腹が一杯になってしまいました。
選んだのは、私は、グリーンピースとレタスのスープ、lemon sole(カレイ)のフライ(パセリがどっさり付いてます)、マッシュルームのソテー、ヴァニラのミルフィーユ、
トーチャンは、フィッシュスープ、ウィーン風シュニッチェルとブロッコリー、コーヒーエクレア。
3時半とか過ぎてランチ客が去りはじめると結構空いてきましたから、このお店に行きたい方は3時からのアフタヌーンティーだとすんなり入れるかもしれません。でも、他のお客さんが食べてるのを見たのですが、他のホテルとかでよくある「きゃーっ、ちっちゃいケーキやサンドイッチ、スコーンがたくさんあって可愛い~っ」、という感じではなく、ダサい盛り付けで量たっぷりでした。
朝7時から朝食もやってるようなので、観光客の方はそちらの方がいいかも。
シャンペンは夜頂くことにして、お水だけにしておきましたが、最後にお誕生日おめでとうございます、ということでプレゼントを頂きました。予約する際に図々しく私がそう書いておいたからですが、箱の中はマカロンが3つ。ささやかでも嬉しいです
4時近くにランチが終わり、高層ビルThe Shard展望台が予約してある5時まではまだ時間があるので、すぐ近くのグリーンパークへお散歩。
晴天で20度くらいはあったでしょうか、日向ぼっこしてる人がたくさんいて、ロンドンとしては夏の風情。
今年は例年より1ケ月は遅れてて水仙が盛りなので、実際には春がやっと来たということですが、赤に拘って冬のコート姿の私の場違いなこと。でも、この時はちょっと暑かったけど、夜になったらきっと冷えるしね。
遠くに見える白い建物はバッキンガム宮殿。記念すべき日に計らずも来られて幸せ。
折角だから、宮殿近くまで行ってみましょう。今日の私たちはロンドンの観光客なんだから。
この後、The Shard、ムスメとのディナーと続きますが、私の大切な日がこんなピッカピカの快晴だななんで、気分最高。