<4th June Tue>
半日休暇を取り、1年に4回のROHサポートフレンズ切符バトルに参戦
毎回、うまくいくかしらとドキドキで、問題がある時も多いのですが、今日は今日とて、10時の開始と同時にサイトがほとんどフリーズ状態になってしまい・・・・。 仲間に連絡したら、私だけではないことがわかってちょっと安心しましたが、15分近く、固まってしまった画面に向かって罵りながら(トーチャンは、これを嫌がってか、外出)、イライライライラ・・ 毎度のことながら、どっと疲れるし、心臓に悪いったらありゃしない。
結果はどうだったかって? ・・・うーん、オペラはまあまあってとこでしょうか? 今回の目玉は新プロダクションのパルシファルとシシリアの夕べの祈りですが、前者はタイトルロールがカウフマンでもクラウス君でもなくサイモン・オニールだし、後者は箱ふぐポポなので、あまり気合が入りませんでしたけどね。
昨日、ロイヤルバレエの婚約中のプリンシパル・カップル、アリーナ・コジョカルとヨハン・コボルグの退団が発表され(→こちら
)、急なニュースにバレエファンは動揺してます いきなり明日のマイリングが最後の公演になってしまいましたもんね。
でも、ご心配なく、7月のロイヤルバレエ日本公演には予定通り出演するとのことですから。
そんな中、
今日はROHの上階にあるクロア・スタジオというバレエのレッスン場で、二人のファースト・ソロイストのトーク・イベントがあり、運よくリターン切符が拾えたので、行って来ました。
福岡出身の崔由姫 Yuhui Choeさんと、ウィーンっ子のYohannes Stepanek、司会はキャラクターダンサーとして芸達者なGary Avis。
実は先日、オペラ「湖上の美人」を観にきてた由姫さんに仲間たちと声を掛けたのですが、まじかで観る由姫さんはすらっと長身で、やはり普通の人とは違うオーラが出てました。
その時とおそらく同じブルーのドレスとアニマル柄のハイヒールに素足の由姫さん、可憐な声で(もちろん英語)でおっとりインタビューに応えて、チャーミングでした。舞台メイクと素顔ではまるで別人に見えますけどね。
で、こんなイベントまで企画されるくらいだから、そろそろプリンシパルに昇格できるのかしらね?と仲間たちと言い合ったことでした。コジョカルが辞めたらプリンシパルが又一人減るわけだし、28歳の由姫さんにとっては絶好のチャンスですもんね。
ヨハネス・ステパネックに実は私は秘かにホの字で、ちょい役でよく出る彼に、主役を差し置いて視線が固定されてしまうこともしばしば (踊りが上手だと思ったことはないけど)。
彼がオペラ好きであることは知ってましたが(その割には、一度もオペラで会ったことはないけど)、この対談で、なんと5歳の時からオペラが好きで、オペラの初日パーティにしょっちゅう潜り込んでコネ作りに励んだ成果か、今度ここでオペラのアシスタント・ディレクターになるんだよ、と嬉しそうに話してくれました。オペラとバレエはもっと協力すべきと強調してたので、橋渡し役になれたらいいね。
司会の伊達男ギャリー・エイヴィスは話も上手だし、なかなか楽しいイベントでした。小さな場所なので写真は撮れませんでしたが。
そう言えば、今朝は女王様の戴冠60年を祝うミサがウエストミンスター寺院で行われ、テレビ生中継を観ることができました。60年前の戴冠式に比べるとうんと短かくて、皆さんにこやか。かなりお腹が大きくなったケイト妃も元気そうで、色々あったけど、今は上手くいってるファミリーに囲まれて、お幸せそうな女王様の笑顔が素敵でした。ピッカピカの晴天だったし、ヒマだったら、沿道で手を振りたかったですが、今日は、そんなわけで切符争奪戦の真っ只中だったので、行けなくて残念。
→こちら
に写真がたくさん載ってます。
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